【システム工学部後期試験】 受験生応援ブログ! 高月 千里さん

【システム工学部後期試験】 受験生応援ブログ! 高月 千里さん

趣味等簡単な自己紹介

中学生のときから吹奏楽部で続けているオーボエが趣味。大学の部活などには入っていませんが、社会人楽団や友人と組んでいるアンサンブルチームで様々なところで演奏しています。和大教育学部棟にある、誰でも利用できる音楽練習室を借りて練習していることも。

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プロフィール

出身高校

奈良県立奈良高校(部活は吹奏楽部)

入試制度

2018年度一般入試後期日程

受験科目

センター試験、システム工学科の総合問題

得意科目

物理、英語

苦手科目

化学、日本史

 

私が和歌山大学を目指した理由

勉強はもちろん、趣味やバイトと初めての一人暮らしを両立できる自信がありませんでした。なので、奈良の自宅から通うことができる大学に進学したいと考えていました。現在は、奈良の自宅から片道約2時間かけて通っています。また、私が当時興味を持っていた建築やデザインについての勉強ができること、そして他の大学と比べて後期日程の募集人数が多かったこともあり、和歌山大学を選びました。

 

私がシステム工学部を目指した理由と現在の活動

中学生のときから漠然と理系に憧れていました。高1の文理選択で理系を選びましたが、その時は自分が幅広い理系の中でどんな分野について興味があるのかもわかっていませんでした。次第に、モノづくりがしたい、自分が製作にかかわったモノが社会を支える未来を見たいと思い、工学部を選びました。その中でも建築を希望したのは、近年増えている大きな地震や災害に耐えられる、本当に安心して利用できる建物を作りたいと思ったからです。

和大のシステム工学部では2年生で10のメジャーから自分が学びたいメジャーを選ぶことができますが、希望者数が募集人数を超えてしまったメジャーでは1年生の成績を考慮して選ばれます。今は、私が目指している環境デザインメジャーに入るために講義やレポートを頑張っています。

 

これが私の勉強法

センター試験に向けて

ずっと部活中心の生活を送っていたので高3まで受験を意識した勉強をしておらず、かろうじて英単語と定期テストの勉強はしているという状態からのスタートでした。夏休みからセンターの過去問をとにかく解き、理科・数学はつまずいたところで教科書に戻り、その範囲や単元全体を見直したりしました。日本史は本当に苦手だったので、一問一答や過去問で間違えた問題だけをまとめたノートを作ってスキマ時間に目を通すようにし、試験当日まで続けました。

一般入試

システム工学部後期日程の総合問題はかなり独特で、どんな対策をするか本当に悩みました。理科と数学は他大学の前期試験に向けてかなり勉強していましたが、難しい問題を解けるようにならなければと力が入りすぎてしまい、思うような結果が出せませんでした。そこで、後期試験に向けては本当に基礎的なことを見直すことにしました。赤本には2年分ほど目を通しましたが、何が出題されるかわからないので、問題を覚えてしまうまでやり込むようなことはしませんでした。今考えると、やはり「基礎に立ち返る」ことが大切だったのだと思います。

 

センターと一般入試に分けていろいろと書きましたが、結局受験に一番大切なものはちゃんとした食事・睡眠・手洗いうがいです。睡眠時間を削って勉強するのは美学ではないし、受験前に体調を崩してしまっては元も子もないです。私も自分は大丈夫だろうと思っていたら、私立大入試直前にインフルエンザで高熱にうなされました。一番大事な時に全力を発揮できるようにしておくことも、受験勉強のうちだと思います。

 

大学生の楽しみ

大学生になって、今までと比べて自由な時間がとても増えました。私は中学でも高校でも、3年まで部活一筋、引退したらすぐに受験勉強という生活をしていたので、じっくりと自分の好きなことに打ち込み、新しいことを始めてみるような時間がありませんでした。
今は、暇な時間はアルバイトをして、貯めたお金で趣味を楽しんでいます。読書が大好きなので古本屋巡りをしたり、昔から興味があった手話の勉強を始めたり、好きなバンドのライブに行ったり、最近は手芸にハマっているので材料を買い込んで休日にアクセサリーを作ってみたりと、全力で趣味を謳歌しています。また、大学にはたくさんの人がいるので、同じ趣味を共有できる友人も見つかり、とても楽しいです。

 

和歌山大学に入学してよかったと思うこと

これはおそらく全ての大学で言えることですが、自分が受けたい講義を選んで勉強できることがとても楽しいです。もちろん絶対に取らないといけない講義(必修講義)もあるし、時間割が重複してしまって受けられなかったり、人気の講義は抽選で受講者を決めたりすることもあります。それでも、一般教養や第二外国語の講義を受けられるのは大学生の特権です。私は今年だけで約10種類の教養の講義を受けましたが、中でも西洋美術史とドイツ語がとても面白く、講義が終わった今でも自分から美術館に行ってみたり、ドイツ語検定に挑戦してみたりするようになりました。

 

受験生へのメッセージ

正直なところ、後期試験は本当に選択肢が少なく、和大に決めたのも消去法でした。ですが今は自然に恵まれたキャンパスで、教授との距離が近く、ユニークな友人たちもいて、恵まれた環境で過ごせていると感じます。

大学に関する情報はネットや本で収集することができますが、実際に大学に入学してみないとわからないこともたくさんあります。受験生のみなさんにも、あまり気負いすぎずに落ち着いて受験校選びをしてほしいと思います。