おはこんにちばんは。

システム工学部(以下、シス工)3年の谷井です。

3年になって半分授業がすぎました!前期も折り返し地点です。

まだ1年先ではありますが、いよいよ本格的に就活・院試が近づいてきたと気づき、ここ最近戦々恐々としています。(((( ;゚Д゚)))

大学最大の選択

だが!それよりもさきに!シス工の3年生には大学で最大といっても過言ではない1つの選択があります。

それは研究室(ゼミなどともいう)配属です。

学部や専攻にもよりますが、大学生の後半になるといわゆる研究室・ゼミといった単位で行動する機会が増えていきます。

シス工では研究室への正式な配属を4年生のはじめ(4月)に行います。

すぐに入るというわけではなく、3年後期に仮配属というものがあり、そこでは実際に研究室に入り、その研究室で必要な知識を学ぶことができます。

その研究室を決める段階で1つ問題があります。

それは実際に自分がしたいことがどの研究室でできるのかわからないことです。

いちおう、1年のときに授業でそれぞれの研究室の説明はありましたが、正直私は入学してすぐの授業だったのでもうそんなに覚えていません(笑)

もし覚えていたとしても、入学後に他大学から転勤してきた教授などの研究分野について知る機会はあまりありません。

私は情報通信システム学科(以下、情通)所属なのでほとんどすべての研究室がアプリケーションやプログラムに関係する研究ではあるのですが、先生ごとで「分野」や「研究領域」は少し違います。

「画像」が専門の教授もいれば、「ネットワーク」が専門の教授もいます。

また、似たような分野の研究室ごとにも「色」や「空気感」などがあります。

そこで先生の専門分野や研究室を見るために情通では研究室体験というものがあります。

この体験は、16ある研究室の中から10回まで(同じ研究室は2回まで)教授や研究室の先輩の指導のもと見に行くことができるというものです。

直に教授や研究室の先輩と話せる機会でとても楽しいです!

見学レポ!

私は今日までに3つの研究室を見ました。

そのうちの1つについて紹介したいと思います。

その研究室は和田先生の研究室で主に画像の「パターン認識」や「コンピュータビジョン」が専門の先生です。

和田先生の研究について知りたい人は下のURLから和田先生のHPに飛んでみてください。

http://vrl.sys.wakayama-u.ac.jp/~twada/

私が見学に行った日は運の良いことにVRLという大ゼミ(いくつかの研究室の集まり)の合同発表会でした。

そこで大学院1回生の先輩2人の発表を見ることができました。

yatsuik_10_2.jpg

これがその時の写真です。

この先輩はPTAMというアルゴリズムを使った研究をしています。

曲がりなりにも情通の授業を2年とちょっと受けているので、先輩方の説明の概要は理解できました。

ですが、概要以外の詳しい部分や、そのあとの教授やほかの研究室の学生との質疑応答は正直ほとんどわからなかったので、少し悔しかったです。

 

この合同発表会が終わった後は和田先生や研究室の先輩方とともに先生たちが使っている研究室で先輩方とお話しをしました。

今、私は研究室を迷うとともに4年生になってから大学院を目指すか、就職活動をするかを迷っています。

そのことを話すと先輩も真剣に話を聞いてくれて、アドバイスをしてくれました。

大学院進学の話以外にも先輩の研究の話、和田研の話など雑談を交えながらいろいろな話をしました。

そんなときに合同発表会のときと空気が違うことに気づきました。

やはりというか、合同発表会のときはピリピリした空気で正直、来る日付間違えたかなーと思っていました(笑)

ですが、研究室に戻ってからはおだやかというか柔らかい空気で、とても居心地が良かったです。

やはり研究室ごとに「空気感」のようなものがあり、それはその研究室の先生や学生の雰囲気でも決まるものです。

そこから研究室を考える人もいるくらい重要なもので人を選ぶものでもあると思います。

その空気感を直で味わえるのもこの体験のとてもいいところです。

この体験が来年のメジャー制からも続いていくといいなと思います。