和歌山大学では平成16年5月、大学の知的資源を最大限に活用し、自治体等と連携しながら地域防災力の向上を推進する和歌山大学防災研究教育プロジェクトを立ち上げました。平成22年4月より『和歌山大学防災研究教育センター』を設置し、防災の普及を目指して活動を続けています。平成28年4月には,さらなる発展を目指して宇宙教育研究所と合併し、『和歌山大学災害科学教育研究センター』として新たなスタートを切りました。

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【開催報告】ワダイの防災カフェ in 和歌山市(2017年度第3回)

2017年9月13日

9月5日(火)に、和歌山県民文化会館にて、紀北地域の第3回ワダイの防災カフェが開催されました。今回は、和歌山大学災害科学教育研究センター客員教授の後誠介氏を講師にお招きし、「紀伊半島大水害の経験から備える」と題し、紀伊半島大水害や7月に発生した九州北部豪雨などの土砂災害による被災状況と地形との関係についてご紹介いただきました。 紀伊半島大水害では、短時間での大雨に加えて長い年月をかけて形成された地質が影響していること、土砂災害が起こりやすい地形の特徴、浸水への備えなどをお話しいただきました。また、質疑応答では、今後自治体が取り組むべき課題などについて、活発な意見交換が行われました。

詳細な開催報告については、カフェ専用HPでご確認ください。

http://www.wakayama-u.ac.jp/~egusa/bousaicafe_report.html