和歌山大学では平成16年5月、大学の知的資源を最大限に活用し、自治体等と連携しながら地域防災力の向上を推進する和歌山大学防災研究教育プロジェクトを立ち上げました。平成22年4月より『和歌山大学防災研究教育センター』を設置し、防災の普及を目指して活動を続けています。平成28年4月には,さらなる発展を目指して宇宙教育研究所と合併し、『和歌山大学災害科学教育研究センター』として新たなスタートを切りました。

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【開催報告】ワダイの防災カフェ in 和歌山市(2017年度第4回)

2017年10月5日

10月3日(火)に、和歌山県民文化会館にて、紀北地域の第4回ワダイの防災カフェが開催されました。
今回は、和歌山大学経済学部教授の佐藤周氏を講師にお招きし、「発災後、被災地で如何に情報を共有するか~Old Media のラジオを見直す~」と題し、被災地での情報収集の方法や課題、ラジオの優位性や現状のメディアが持つ課題などについてご紹介いただきました。
東日本大震災や熊本地震でのラジオの利用、電源を必要としないことから電力の供給がない発災直後から数日間におけるラジオの利点、和歌山県内の市町村が行うラジオによる災害情報発信への取り組みなどをお話しいただきました。また、質疑応答では地方自治体が抱える情報発信の課題などについて、活発な意見交換が行われました。

詳細な開催報告については、ワダイの防災カフェ専用HPでご確認ください。 http://www.wakayama-u.ac.jp/~egusa/bousaicafe_report.html