【開催報告】学生の創造力がイノベーションを加速させる――公開シンポジウム「学生自主創造活動とイノベーション」を開催しました！（2025年12月20日（土））

2025年12月20日（土）、和歌山大学アントレプレナーシップデザインセンターは、公開シンポジウム「学生自主創造活動とイノベーション」を開催いたしました。

当日のプログラム等の詳細は、https://www.wakayama-u.ac.jp/crea/news/2025112100170/ よりご覧いただけます。

本シンポジウムでは、和歌山大学および徳島大学の学生プロジェクトによる成果発表（プレゼンテーション）が行われ、日頃の活動報告とともに、ご来場いただいた学内外の皆さまと活発な議論が交わされました。

また、特別講演では、名古屋大学 総長特別補佐の武田一哉教授をご招聘いたしました。実際の事例に基づいた次世代を担うアントレプレナーシップ人材育成の最前線についてのご講演は、参加者にとって大変刺激的で示唆に富むものとなりました。

年末のお忙しい中ご来場いただいた皆さま、ならびに日頃より私たちの活動を温かくご支援くださっている皆さまに、心より厚く御礼申し上げます。

開会式

開会にあたり、和歌山大学の本山 貢学長より、本学における学生の自主創造活動への期待を込めた挨拶が行われました。続いて、学生自主創造支援部門（クリエ）の井嶋 博部門長より、本シンポジウムの趣旨説明がなされ、学生による主体的活動がイノベーション創出において果たす役割について共有されました。

口頭発表

口頭発表のセッションでは、「和歌山大学ソーラーカープロジェクト」と「徳島大学鳥人間プロジェクト」で活躍する学生が登壇いたしました。 各プロジェクトともに2025年の挑戦を詳細なデータに基づき分析・報告し、高等教育機関における学修成果の発表にふさわしい、極めて質の高いプレゼンテーションを披露しました。

ポスターセッション

ポスターセッションでは、和歌山大学（12件）および徳島大学（5件）の計17件に及ぶ学生プロジェクトが成果を披露しました。学内の学生・教職員はもとより、学外からも多数の方々にご参加いただき、各ブースでは専門的な知見に基づくアドバイスや今後の連携に向けた活発な議論が交わされました。

特別講演

特別講演では、名古屋大学総長特別補佐・未来社会創造機構の武田 一哉 教授をお招きしました。 武田先生がご指導された学生との起業を通じたご活躍や、地域との協働によるイノベーションの具体事例についてご紹介いただき、大変有意義なお話を拝聴することができました。 本シンポジウムの締めくくりとして、参加者全員がそれぞれの「次のステップ」を志すきっかけとなる、極めて示唆に富む場となりました。

閉会式

徳島大学高等教育研究センター 創新教育推進部門の森口 茉梨亜 先生より講評をいただきました。 最後に、和歌山大学理事／アントレプレナーシップデザインセンターの岩田 勝吉 センター長より閉会の挨拶が述べられ、両大学の連携と学生たちのさらなる飛躍を誓い、本シンポジウムは盛会のうちに幕を閉じました。

※ 本シンポジウムは、和歌山大学「新クリエ映像制作プロジェクト！-Filmage-」と徳島大学「ゲームクリエイトプロジェクト」の学生の皆さんが運営を担当しました。 ご協力いただいた皆さまに深く感謝いたします。

お問い合わせ先

和歌山大学アントレプレナーシップデザインセンター 学生自主創造支援部門（クリエ）
担当教員：西村 竜一
メール：creainfo@ml.wakayama-u.ac.jp