【開催報告】東洋ライス株式会社「業界研究セミナー」を開催しました(2026年10月8日)
公開日 2026年10月19日
【開催報告】東洋ライス株式会社「業界研究セミナー」を開催しました(2026年10月8日)
~ 稼働する精米機、石抜機と光学式選別機を動かしながら解説。世界初の無洗米の技術が和歌山大学へ。学生・教職員が「本物」にふれることができるセミナーを開催 ~
2026年10月8日(木)、和歌山大学学生自主創造支援部門(クリエ)では、東洋ライス株式会社による「業界研究セミナー」を開催しました。今回は、時間内であれば自由に出入りできる見学会方式で実施。同社の技術者の皆様に、自社開発の精米機や石抜機、選別機の実機をお持ち込みいただき、実際に動かしながらその仕組みを解説していただきました。スライドや資料ではなく、目の前で稼働する「本物」の機械にふれられるとあって、ものづくりや画像処理・メカ技術、食品業界等に関心のある学生・教職員が次々と足を止める、にぎやかなセミナーとなりました。

開催概要
- 日時:2026年10月8日(木)14:00~18:00(時間内は出入り自由)
- 場所:和歌山大学 北2号館1階 エントランスホール(クリエ前玄関)
- 対象:本学の学生・教職員(所属・学年不問)
- ご協力:東洋ライス株式会社(https://www.toyo-rice.jp/)
当日の様子



光学式選別機の前には人だかりが。画像処理でお米を高速に見分ける仕組みを、のぞき込むようにして確かめました。
報告
東洋ライス株式会社は、世界で最初に無洗米を発明した、和歌山発のものづくり企業です。「金芽米」をはじめとするブランド米を世界に展開する「お米に関する総合メーカー」で、和歌山と東京・銀座に本社を構えています(開発部門は和歌山にあります)。
東洋ライスに「お米の食品メーカー」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし同社は、お米を高度に加工・選別するための機械そのものを自社で開発する、先端のものづくり企業でもあります。
当日は、画像処理によってお米を高速で選別する「光学式選別機」を実際に動かしながら、その仕組みを解説していただきました。また、精米機の実機を用いて、お米の加工技術についてもご紹介いただきました。一方的な説明にとどまらず、参加者が実際に精米に挑戦するクイズを交えるなど、工夫を凝らしたプログラムをご用意いただきました。
とりわけ関心を集めたのが、同社の技術によって生まれるお米「金芽米」です。お米を加工する技術によって、食の安全・安心につながる新たな付加価値を生み出したという発想に、多くの参加者が熱心に耳を傾けていました。
本学の学生が多数参加したことに加え、教職員の参加も多く見られました。解説を聞くだけにとどまらず、技術の背景や応用の可能性をめぐって活発な情報交換や議論が生まれ、有意義な時間となりました。技術によって新たな価値を生み出すことの重要性を、あらためて認識する機会となりました。
長時間にわたる出展にご協力いただき、学生・教職員の知的探究心と食への理解を大いに刺激する内容をご用意いただいた東洋ライス株式会社の皆様に、心より感謝申し上げます。
クリエの「業界研究セミナー」について
和歌山大学学生自主創造支援部門(クリエ)では、企業や行政機関等の皆様にご協力いただき、少しこだわりの「業界研究セミナー」を学内で開催しています。 学生にとって、企業が実際にどのような製品をつくり、どのようなサービスを提供しているのかを深く知る機会は限られています。本取り組みでは、本物の製品や技術、研究成果、サービスなどを学内にお持ち込みいただき、学生が自由に触れて「本物」を体感することで、リアルな仕事や業界を知るきっかけを提供したいと考えています。 今後も、より多くの企業等の皆様にご協力いただきながら、学生が企業等を知る機会を増やしてまいります。本取り組みにご関心をお持ちいただけましたら、ぜひ下記までご連絡いただけますと幸いです。
お問い合わせ
和歌山大学 学生自主創造支援部門(クリエ)
担当教員:西村 竜一
メールアドレス:creainfo@ml.wakayama-u.ac.jp

