第9回学生自主研究コンクール第二次審査会が下記の日程で開催されました。
日時 | 2007年3月10日(土曜日) 10:00~16:40 |
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場所 | 和歌山市中央コミュニティセンター |
主催 | 和歌山大学学生自主創造科学センター |
後援 | 和歌山県教育委員会 |
協賛 | 関西電力和歌山支店 雑賀技術研究所 サイバーリンクス |
参加協力校 | 和歌山大学 近畿大学 和歌山工業高等専門学校 紀北工業高等学校 和歌山高等学校 和歌山工業高等学校 橋本高等学校 |
開催趣旨
日々進歩を続ける多様化したニューメディア時代において、 学校で与えられる知識のみの人材が多く見られる中、 自主的に発想し、創造性豊かな活動を行う人材の育成が求められるようになってきています。 こうした背景のもとで、このコンクールは和歌山からニューウェーブを起こすべく、 科学技術に興味を持ち、自主性・創造性に満ちあふれた 県下の高校・高専・大学に在学する学生の自主研究活動を支援・促進する目的で実施するものです。
実行委員
和歌山大学 | 宮永 健史、尾久土 正己、高木 佐恵子、藤垣 元治、矢嶋 摂子、谷口 正伸、陳 謙、佐藤 史人、永沼 理善、吉村典久 |
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近畿大学 | 渡辺 俊明 |
和歌山工業高等専門学校 | 高木 浩一 |
和歌山工業高等学校 | 高垣 正樹 |
紀北工業高等学校 | 大村 恒一 |
和歌山高等学校 | 浜口 美千夫 |
橋本高等学校 | 瀧本 浩邑 |
関西電力和歌山支店 | 高垣 勤 |
雑賀技術研究所 | 中西豊 |
サイバーリンクス | 村上 恒夫 |
箕島高等学校 | 鈴木 正人 |
参加無料
スケジュール | |
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10:00~12:00 | 【第1部】成果プレゼンテーション |
13:10~14:40 | 【第2部】作品展示 |
15:00~16:40 | 【第3部】講演、審査結果発表、表彰式 |
第3部 講演会の内容紹介
第3部ではクリエ講演会を行います。講師はソーラーカーで日本一の腕前を持つ紀北工業高等学校の薮下能男先生です。
ソーラーカーでオーストラリアを走った話とか、ロボット相撲の話とか、うまく作ったり入賞するためのノウハウとか、高校生と一緒にやってきた活動とか、今取り組んでおられることとか、そんなことを話していただけそうです。
講演題目
「ものづくり」で見えてくるもの・・"ロボット・ソーラーカー・EV "
講師
藪下能男氏 紀北工業高等学校生産技術部
時間
15:10~16:10
略歴
講師略歴 | |
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1979年 | 大阪産業大学 交通機械工学科卒 |
1979年 | 三菱重工業(株) 神戸造船所 炉心設計課 |
1984年 | 和歌山県立紀北工業高等学校 機械科 |
研究 | |
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1984~1991 | 超省燃費小型自動車の設計・製作・開発 |
1989~ | ソーラーカーの設計・製作・開発 |
1997~ | 超高効率小型電気自動車の設計・製作・開発 |
1996~2001 | 全日本相撲ロボットの設計・製作・開発 |
2000~ | カーボンコンポジットの成型法について |
活動 | |
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1989 | 超省燃費小型自動車 最高位1位 |
1990・1999 | WSC(ワールドソーラーチャレンジ)オーストラリア参加 |
2001 | 地球温暖化防止活動 環境大臣賞 |
2002・2003 | WEM 超高効率小型電気自動車レース ジュニアクラスチャンピオン |
2004 | Phaethon アテネオリンピックプレイベント ソーラーカーレース参加 |
2003~2005 | FIA ソーラーカーレース鈴鹿 エンジョイクラス3連覇 |


参加者名簿
No. | グループ名 | スタッフ氏名 | 学校名/代表者学年 | 研究タイトル |
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1 | ロジャー・ベーコン | 三橋謙太・岩﨑博子・藤田真也 | 和歌山大学/2年 | 自然言語を用いたコンピュータとの会話ー音声認識+自然言語 |
2 | 和歌山県立橋本高等学校 数学・情報部 CG班 | 吉田和弘・松浦義弘 | 橋本高等学校/2年 | 和歌山県の民話を紙芝居化しWebページにさせたもの |
3 | 和歌山県立橋本高等学校 数学・情報部 IT班 | 千本都代・原良甫・角田昌紀・浦直信・原田直弥 | 橋本高等学校/2年 | 中学・高校生にわかりやすいIT教材の開発~「初級システムアドミニストレータ」の資格を目指して~ |
4 | 和歌山県立橋本高等学校 数学・情報部 歴史班 | 吉田紋佳・隅田理愛・及川実沙紀 | 橋本高等学校/2年 | 和歌山県の地理・歴史を融合させたWebページ |
5 | リオネル・メッシ | 岡本健史・池田哲 | 和歌山大学/3年 | 無人ヘリの姿勢制御システムの構築 |
6 | 猪鹿蝶 | 本田太志・岡田拓真・橋村紳 | 和歌山高等学校/3年 | 吉里吉里/KAGによるノベルゲーム制作 |
7 | アクアプラス | 原啓司・大谷圭右・平松遼・有本智紀・西峰明弘 | 和歌山工業高等学校/3年 | 生物機能ロボット・私たちの総集編 |
8 | Die Stimme des Kosmos | 佐藤敏行・近多健輔 | 和歌山大学/3年 | 8m電波望遠鏡再生プロジェクトⅢ受信の研究 |
9 | 紀北工課題研究グループ | 藤井祐輔・生地康訓・大石裕樹・久保拓也・高久英樹・廣西景亮・松下将之・坂本昌人・前田量大・吉岡達彦 | 紀北工業高等学校/3年 | もの作りを通した知的財産権の研究 |
10 | 田舎インターンシップ | 田和慎一郎 | 和歌山大学/2年 | 若者 in 田舎 |
11 | 近畿大学生物理工学部BOSTROBOTICSクラブ | 司辻慶樹・友田真佑美・光斎辰彌・藪根祥子 | 近畿大学/3年 | 続・二足歩行ロボットによるライントレース |
12 | 基礎教養セミナーグループ | 古川大 | 和歌山大学/1年 | センサとマイコンを用いた自律型運機の製作 |
13 | AMB | 上島大志・藤田真吾 | 和歌山大学/1年 | C++でアクションゲームづくり |
14 | 子どもの集団遊びを考える研究会 | 上田悠以・小原朋紀・張婷 | 和歌山大学/3年 | 子どもの集団遊びを探る |
15 | メカトロ技術部 | 小田侑希・岡田尋司・雑賀慎哉・花城昌吾・小島健太朗・伴成晃・亀田直希・曽田光・和佐侑真 | 和歌山工業高等学校/2年 | 緊急警報放送受信装置の開発 |
16 | ルックアップ | 植村大樹・伊藤亮太・佐武勇紀・石谷竜一 | 和歌山工業高等学校/2年 | 凧に挑戦 |
17 | Solar car Project | 勝谷仁・小佐田真克・山路浩之 | 和歌山大学/3年 | 低公害車の研究・開発 |
18 | 木の国 | 西森耕平・加茂洋平・八木秀憲・外野和樹・山田健二・斉藤龍治・前田圭介 | 和歌山大学/2年 | 被災地での脚ロボットの開発研究 |
19 | 実験工作キャラバン隊 | 大川靖弘・井上淳・中村謙太・西川旭・野上敬寛・中西麻裕 | 和歌山大学/2年 | 科学に親しむための教材開発 |
20 | 猿風 | 前田賢一 | 和歌山大学/4年 | マット小屋を創ろうプロジェクト |
■第8回学生自主研究コンクール 【第二次審査結果】
受賞名 | チーム名(所属) | 研究タイトル |
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最優秀賞 | アクアプラス(和歌山工業高等学校) Solar car Project(和歌山大学) |
生物機能ロボット・私たちの総集編 低公害車の研究・開発 |
優秀賞 | 実験工作キャラバン隊(和歌山大学) | 科学に親しむための教材開発 |
学長賞 | ルックアップ(和歌山工業高等学校) | 凧に挑戦 |
佳作 | ロジャー・ベーコン(和歌山大学) 数学・情報部 CG班(橋本高等学校) 数学・情報部 IT班(橋本高等学校) リオネル・メッシ(和歌山大学) 猪鹿蝶(和歌山高等学校) Die Stimme des Kosmos(和歌山大学) メカトロ技術部(和歌山工業高等学校) 木の国(和歌山大学) |
自然言語を用いたコンピュータとの会話ー音声認識+自然言語 和歌山県の民話を紙芝居化しWebページにさせたもの 中学・高校生にわかりやすいIT教材の開発 無人ヘリの姿勢制御システムの構築 吉里吉里/KAGによるノベルゲーム制作 8m電波望遠鏡再生プロジェクトⅢ受信の研究 緊急警報放送受信装置の開発 被災地での脚ロボットの開発研究 |
部門賞 ものづくり部門 | ||
アクアプラス(和歌山工業高等学校) | 生物機能ロボット・私たちの総集編 | |
部門賞 自然・地域・教育部門 | ||
実験工作キャラバン隊(和歌山大学) | 科学に親しむための教材開発 | |
部門賞 情報部門 | ||
ロジャー・ベーコン(和歌山大学) | 自然言語を用いたコンピュータとの会話ー音声認識+自然言語 |