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[学会発表] CAUTHE2026にて研究発表を行いました

公開日 2026年02月18日

2026年2月9日〜12日、オーストラリア・アデレードで開催されたThe Council for Australasian Tourism and Hospitality Education (CAUTHE) 2026, The 36th Annual Conferenceにおいて、本学国際観光学研究センター(CTR)の佐野 楓教授(観光学部)および関西大学の李 芳洲氏による研究発表が、ベストポスター賞(Best Poster Award)に選出されました。

 

<受賞論文タイトル>

  • Exploring the Visual and Olfactory Effects on Responsible Tourism: A Cutting-Edge Study (Fangzhou Li & Kaede Sano)

本研究は、メタバース空間における視覚と嗅覚の組み合わせが、観光客の「責任ある観光(Responsible Tourism)」への意識や行動意図にどのような影響を与えるかを検証したものです。

従来のメタバース研究は視覚や聴覚に偏っていましたが、本研究では感情や記憶に深く関わる「匂い」に着目しました。実験では、海洋汚染の画像のみを見せるグループと、画像に石油の臭いを加えたグループを比較。アイトラッキング(視線計測)を用いた分析の結果、臭いがある場合は汚染箇所への総注視時間(TFD)が有意に長くなり、環境被害に対してより深い認知的努力を払うことが明らかになりました。

結論として、嗅覚刺激は受動的な閲覧を能動的な探索へと変え、通常は見過ごされがちな環境問題への関心を高める効果があります。この知見は、旅行前の教育ツールとしてのメタバースの可能性を広げるものです。

 

◆The Council for Australasian Tourism and Hospitality Education (CAUTHE) ウェブサイト https://cauthe.org/

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