2017年8月10日(木)、和歌山大学経済学部・河南科技大学経済学院「共同研究会」を開催いたしました
公開日 2017年08月21日
和歌山大学経済学部・河南科技大学経済学院「共同研究会」
中国は現在、『一帯一路』をスローガンにアジアからヨーロッパまでを経済的に結び付ける政策を主導している。 そして、この構想を資金的にサポートする機関がアジアインフラ投資銀行であり、通称『AIIB』と呼ばれる国際的な金融機関である。 この一帯一路構想とAIIB について日本では賛否両論含めて様々な意見があるが、その実態については十分な情報が集まっているとは言い難い。
このようななか、現在の和歌山大学経済学部には、河南科技大学経済学院(中国河南省洛陽市)の高延軍准教授が研究滞在しており、日中の政府系金融機関(農業金融)、経済政策、国土開発などの面で本学教員(金澤孝彰・簗田優) と共同研究を行っている。 高准教授の研究領域は国際経済や国際貿易であり、一帯一路構想やAIIB などについての多くの見識を有している。 そこで、高氏と金澤による研究報告を中心とした共同研究会を行い、一帯一路構想やAIIB、そして近年の中国の産業構造の変化について議論したい。
■ 開催日時 2017年8月10日(木) 11:00~12:30
■ 会場 和歌山大学経済学部本館棟5階第一会議室
■ 報告者 金澤孝彰 (和歌山大学経済学部教授)
仮題「中国における地域産業構造をめぐる一考察」
高延軍氏 (和歌山大学経済学部 海外客員研究員・河南科技大学経済学院 准教授)
仮題「中国内陸部経済開発と『一帯一路』・『AIIB』」
■ 討論者 簗田優 (和歌山大学経済学部准教授) 他1名
■ 使用言語 英語(※通訳も必要に応じて行う。)
■ 主催 和歌山大学経済学部地域・国際連携オフィス
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