「未来事業共同デザインプロジェクト」での学生のアイデアが商品化!
公開日 2025年07月25日
学生のアイデアが形になりました!
本学は、2023年(令和5)年度からきのくに信用金庫と連携して、「『未来事業』共同デザインプロジェクト」を実施してきました。このプロジェクトは、和歌山大学が開講する授業「アントレプレナーシップ実践」において、県内企業様(毎年5社程度)と本学の学生たちが未来を明るくするような新規事業を共に構想するものです。
このたび、2023(令和5)年度に本学の学生たちが、山一製材株式会社(和歌山県海南市)に提案したアイデアがヒントとなり、紀州材を使用した木製バリケード「森のスタンド」が商品化されることになりました。
本プロジェクトに関わった学生たちも、出し合ったアイデアが形になったことを、大変喜んでいます。
なお、「森のスタンド」については、山一製材株式会社からこのたび本学に5台ご寄贈いただきました。訪問された皆様にもご覧いただけるよう、学内数カ所に設置しております。
3年目を迎える「『未来事業』共同デザインプロジェクト」の今年の事業目的は、「新しい挑戦で自社を元気に、和歌山も元気になるビジネス」です。今年もこうした事業が創出されることが期待されます。
===========山一製材株式会社 代表取締役 木下 憲治様のコメント============
本プロジェクトに参加した際の学生さんたちとの交流は、非常に刺激的で貴重な経験となりました。
また、学生さんたちのアイデアをひとつの製品として、形に出来たことを大変嬉しく思います。
学生の皆様、先生方をはじめ、大学、きのくに信用金庫の関係者の皆様には、改めて感謝申し上げます。
本製品【木製バリケード「森のスタンド」】は、地域産材である「紀州材」の付加価値を高め、森林保全や
環境、SDGs、地方創生にも資する役割を担います。
本製品の普及を通じて、地域に少しでも役立ち恩返しが出来ればと考えております。
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「アントレプレナーシップ実践」授業の様子 左から 和田部門長
きのくに信用金庫 西峰 様
山一製材株式会社 木下 様
本学学生 森田智也さん 津田直翔さん
中田ゆりかさん 松本実久さん