- 中等教育エキスパートプログラム
中等教育コースでは、教科(分野)の専門性を深めつつ、中学校・高等学校教員の養成をめざします。子どもと教育に関する専門的な知識と技能を修得するとともに、学校における各教科に関する幅広く深い知識と専門的技量を修得します。さらに、文化の継承・発展という教育の基本的課題に対応できる、総合的で実践的な教育的力量を身につけます。
科目紹介
健康管理学
健康管理の観点から各ライフステージにおける健康上の問題点を明らかにするとともに、予防対策、健康増進のための理論と実践について学びます。そして、スポーツと健康科学及び健康管理の重要性について理解を深めていきます。
日本史概説
中学・高校の日本史・歴史的分野はもちろん、2022年からはじまる新科目「歴史総合」に対応した世界史・現代史重視のあたらしい日本歴史を学んで、力量ある日本史教員をめざします。
生物学実験
生物の観察や解剖実験、標本作成など体験的な学びを通じて動植物に関する基本知識を習得。また観察実験器具・機器の扱い方や標本作成方法など、小・中学校の実験教育に必要な技法も身につけます。
授業紹介
担当教員/木村 憲喜 教授
化学実験A
長時間の実験観察で自然界の法則を学ぶ
化学物質を学ぶうえで、化学実験は不可欠なものです。2コマ連続の実験授業を通して、化学薬品や機器の取り扱い方、実験の基本操作、化学実験を安全に行うための基本的な手法を学び、これらを通して自然界に存在する法則を習得します。また、中学、高校で行う実験の必要な技能、知識および教材開発の視点と方法も同時に学びます。

「相手を理解し、関係を築く」こと
藤本 輝也 [近畿大学附属和歌山高等学校出身]
教育学部 学校教育教員養成課程2016年3月卒業
和歌山大学では入学後に専攻を決められるので、いろいろな科目を広く学んだ上で自分の道を絞れるのが魅力です。履修計画を組んだら、他の時間の使い方は自分次第。大学の仲間と和歌山の自然との遊び方を開発したり、バイト先や社会人のバドミントンサークルで大人との付き合いを学んだり、とにかく、大学生活を満喫した自信があります!学校の中と外の両方に楽しみを持つことは、教員にとって大事なこと。公立中学校での教育実習では、学校の「職場」としての楽しさを知ったので、次は、これから出会う生徒一人ひとりと「人間対人間」として付き合っていくのが楽しみです。