平成29年度 新入生合宿研修会
平成29年4月6日~7日、新年度恒例の新入生合宿研修会が白浜(和歌山県)で行われました。
夕食後、研修に先立つ全体会で、教育学部長の寺川剛央先生と教育担当理事の石塚亙先生からお話がありました。
寺川先生は、「人生には上り坂と下り坂とまさかがあります。その『まさか』に対応できるような人になって欲しいです」とお話になり、新入生に期待を寄せられました。
石塚先生は、「大学では基本的にやりたいことは何でもできますが、自分の責任が問われます。自分に責任をもって行動してください」とお話になりました。
教育学部長・寺川剛央先生
教育担当理事・石塚亙先生
先生方のお話です。
続いて、アイスブレイクとして仲間づくりゲームが行われました。
出身地や誕生月でグループを作り、人間知恵の輪をして緊張をほぐしました。
そして各専攻に分かれての専攻説明が行われました。
新入生は各自、興味のある専攻を選んで、その専攻に所属する上級生の説明を聞きます。
少し不安そうな表情も見られましたが、メモをとりながら、真剣に耳を傾けていました。
また、専攻説明の後には、昨年度から導入された初等教育コース(初等エキスパートプログラム・小中連携)の交流会も行われました。
2日目は、希望する専攻に分かれて履修カリキュラムを作成しました。
上級生が作成した履修例を参考にしながら、自分に一番合った時間割を考えます。
自分に必要な授業は人それぞれ違うため、誰かと全く同じ時間割というわけにはいきません。
時折「難しい」という声も聞こえました。
研修を終え、昼食をとるといよいよ合宿研修も終わりです。
何人かの新入生に、この合宿研修の感想を訊いてみました。
・木村敦子さん
Q.この合宿研修で、これからの大学生活に役立ちそうなことは学べましたか?
――履修の仕方もそうですが、協調性の大切さを改めて感じました。
Q.大学生活の抱負や目標を教えてください
――生徒にもいろんな将来の選択肢を見せてあげることのできる先生になりたいので、幅広い知識を身につけたいです。
・大西康佑さん
Q.この合宿研修で、これからの大学生活に役立ちそうなことは学べましたか?
――大学がどんなところなのかが少し分かりました。新しい環境での友達作りは、コミュニケーション能力がすごく重要だということも改めて学びました。
Q.大学生活の抱負や目標を教えてください
――教師になるためだけではなく、生活面や人間関係面も、社会に出てからちゃんとできるようになりたいです。
他にも、「周りに流されず、自分が正しいと思うことをやり遂げたい」「生徒の気持ちに寄り添うことのできる先生になれるように頑張りたい」と答えてくれた人もいました。
また、上級生からは、「楽しいことはたくさんあるけれど、羽目を外しすぎないように」「やりたいことをやるなら今しかないですよ」といったメッセージが寄せられました。