和歌山大学広報誌 アブニール vol.22

和歌山大学広報誌 アブニール vol.21 page 16/20

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子どもたちとともに科学を楽しむ教育学部より「和歌山大学経済学部創立90周年記念式典」経済学部より「和歌山大学実験工作キャラバン隊」は、小学校や子ども会から依頼を受けて出前実験工作教室を開き、子どもたちに....

子どもたちとともに科学を楽しむ教育学部より「和歌山大学経済学部創立90周年記念式典」経済学部より「和歌山大学実験工作キャラバン隊」は、小学校や子ども会から依頼を受けて出前実験工作教室を開き、子どもたちに科学の楽しさ・おもしろさを伝える活動をしている和歌山大学の学生と教職員の組織です。今年で12年目に入り、出前実験教室の回数は235回、参加した子どもの数は9692人になります。隊員の学生たちは、子どもたちと触れ合う!大勢の人の前で分かりやすい説明をする!という体験を通じて科学的な思考力、指導力、企画力を身につけ、コミュニケーションが苦手な人も卒業する頃にはトークの達人に成長しています。実験の持ちネタは、液体窒素・大気圧・音・星座の栞づくりなど理科の実験と工作ですが、教育学部の理科の学生だけでなく、他学部の学生も活躍しています。ちなみに今のキャラバン隊の隊長は教育学部の音楽専攻の学生です。文責/教育学部教授石塚亙昨年(2012年)10月13日に「和歌山大学経済学部創立90周年記念式典」が開催されました。この式典は、前身の和歌山高等商業学校が創立(大正11年)されてから90年になったのを祝う趣旨で開催されましたが、卒業生たる諸先輩方、経済学部で教えられた先生方、地域の関係者の皆様方が集うまたとない機会にもなりました。式典後のパーティーでは、様々な分野の方々が和気藹々と語り合う情景が随所に見られ、大学の歴史を垣間見ることができました。当日会場で紹介された90年の歴史を映す写真の数々は、今は図書館の3階でパネル展示されていますので、機会があればぜひご覧ください。時代が移っても、大学には変えてはならないものがあることを実感した良い機会でした。文責/経済学部教授遠藤史15