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正しいキズケア ~キズはもう乾かさない~

公開日 2017年04月03日

保健センターには毎日のようにケガをした学生が訪れて「消毒してください」と言います。私たちは長い間『キズをしたら消毒をする』或いは『キズは乾かしてカサブタをつくって治す』というように教えられてきましたから当然かもしれません。実は正しいキズのケア方法は意外と知られていないものです。でも現在の医療現場では「適度な潤いを保ったほうがキズは早く治る」という事実が証明されて以来、キズをピッタリ覆って湿潤効果を保ちながら治す‘モイストヒーリング‘という考え方が一般的です。

 

●まずキズのチェックをする(家庭でケアできるキズかどうか見極める)

1)家庭でケアできるキズ
・包丁などで切れたキズ口が直線的なキズ
・皮膚表面のすりキズ

2)病院へ行ったほうがよいキズ
・家具の角や壁にぶつけてできたギザギザのキズ
・砂や土、ガラス、木片、衣服の繊維などが入り洗い流しただけでは取れないキズ
・2~3分たっても血が止まらないキズ
・動物に咬まれたキズ

 

●家庭で行うキズケアの基本ステップ

1)クリーン(水道の流水でキズ口をきれいに洗う)
・異物や細菌を洗い流す。残っていると感染の原因に。
 (必要時消毒剤の使用も考慮する。ただし刺激の強いものは避け、少量の使用に)

2)トリート(キズを観察し適切な処置をする)
・出血を伴う場合は清潔なタオルやティッシュなどでキズ口をおさえ止血する。
・やけどなどの場合は流水、氷水などで冷やす。
 (必要に応じて軟膏やクリームを使用)

3)プロテクト(救急絆創膏などでキズ口を保護する)
・キズ口にしみ出てくる浸出液は大切なもの。
 乾かしてかさぶたにならないように救急絆創膏などを 貼ってキープする。
 ガーゼは繊維がキズの中に入りはがす時せっかく再生した表皮が一緒にはがれる。
 キズ口がふさがれば、キズが治った合図

 

●モイストヒーリング4つのメリット

1)キズが早く治る
2)キズ跡が残りにくくきれいに治る。
3)感染の心配が少ない
4)痛みが少ない

 

≪正しいキズケア推進委員会発行 「正しいキズケアBOOK・2」より≫
NPO湿潤治療(モイストケア)を推進する会ホームページへ「リンク」

 

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