2018年度 企画展(3)「移民と和歌山2018―和歌山の先人たちを通して振り返る移民の軌跡ー」
公開日 2018年09月14日
平成30年9月21日(金)より、企画展「移民と和歌山2018―和歌山の先人たちを通して振り返る移民の軌跡―」を開催します。
1868(明治元)年、153人の日本人が契約移民としてハワイ・ホノルル港に入港しました。彼らは「元年者」と呼ばれる人々です。またほぼ同時期には、42人の日本人がグアムに移民しています。
2018年は、こういった人々の渡航から150周年となります。和歌山県民の渡航先はハワイにとどまらず、多岐に渡りました。米国本土、カナダ、オーストラリア、中南米、南洋地方などへと多くの県民が移民しています。
本展では、和歌山県出身の移民や移民送出に関わった人々に関するパネルおよび関連資料や書籍などを展示し、海外に移民した先人たちの暮らしや功績を紹介します。
※元年者の人数に関しては諸説ある。
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会 期 平成30年9月21日(金)~10月27日(土)
会 場 紀州経済史文化史研究所展示室(西5号館3階)
閉室日 土・日・祝日、および学術情報センター図書館の閉館日に準ずる
ただし、9月22日(土)12:00~1700(入室は16:30まで)、
10月27日(土)11:30~16:30は開室
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≪関連イベント≫
○対談:移民をめぐる諸相
〔内容〕
経済学、社会学、移民研究といった専門分野の異なる3人の研究者が「移民」をキーワードとして、
北米や中南米への日本人移民やフランスにおけるポーランド移民などの初期移民の状況から、現在
の労働移民の有り方に至るまで、100年を超える過去から現在にいたる諸現象をディスカッション
する。
日 時 10月5日(金)15:00~16:00
会 場 学術情報センター図書館 グループ学習室1(西5号館1階)
登壇者 司 会 長廣 利崇(和歌山大学経済学部)
パネリスト 定藤 博子(鹿児島国際大学経済学部)
パネリスト 西倉 実季(和歌山大学教育学部)
パネリスト 東 悦子(和歌山大学観光学部 / 紀州経済史文化史研究所長)
※定員20名のため、事前申し込みをお願いします。 入場無料
紀州経済史文化史研究所
TEL:073-457-7891 FAX:073-457-7890
kishuken@center.wakayama-u.ac.jp
主催:地域活性化総合センター紀州経済史文化史研究所
共催:那賀移民史懇話会 太地町歴史資料室
協力:公益財団法人和歌山県国際交流協会 和歌山県中南米交流協会
わかやま南北アメリカ協会 NPO法人 日ノ岬・アメリカ村