2018年度 企画展(4)「熊野地域の扇踊りと古座獅子」について
公開日 2018年11月12日
平成30年11月13日(火)より、企画展「熊野地域の扇踊りと古座獅子」を開催します。
熊野地方には、近世後期から広まった伊勢大神楽系の獅子舞である古座獅子/古座流獅子舞や、盆踊りで踊られる「地踊り」といった二枚扇を使用した扇踊りが存在しています。
これらの踊りには、扇を使用するという共通点がみられます。とくに、古座川流域の獅子舞は古座獅子と呼ばれ、みなべ町南部から新宮市にかけての熊野全域に江戸時代以降伝播しており、なかでも古座川流域の獅子舞はその発祥の地として若者組を中心に大切に継承されています。
本展では、これらの扇の使用を糸口として芸態や詞章を紹介し、独自に発展していった古座川流域の扇を使った民俗芸能に注目し、伊勢信仰の浸透、また伊勢音頭の流行等のひろがりを考えてみるものです。
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会 期 平成30年11月13日(火)~12月14日(金)
10:30~16:00
会 場 紀州経済史文化史研究所展示室(西5号館3階)
休室日 土・日・祝日および11月26(月)※図書館閉館日
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紀州経済史文化史研究所