【5/7更新】2020年度企画展(1)「和歌祭―渡物と練物―」について
公開日 2020年03月31日
【学生登学禁止期間延長に伴う展覧会中止のお知らせ】
和歌山大学への学生の登学禁止が延長され、図書館においても5月31日(日)まで臨時休館となったことに伴い、本研究所主催の企画展「和歌祭―渡物と練物―」の開催を中止いたします。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
【新型コロナウィルス感染症予防対策による展覧会開催延期のお知らせ】
2月末より新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため展覧会を中止しておりますが、本学の授業開始時期延期の決定を受け、企画展「和歌祭―渡物と練物―」の開催を延期することといたしました。本展の開始につきましては、あらためて当研究所ホームページおよびSNS上にてお知らせいたします。ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力賜りますようお願い申し上げます。
令和2年4月7日(火)より、企画展「和歌祭―渡物と練物―」を開催します。
紀州東照宮は徳川家康の十男であり、紀州徳川家初代にあたる徳川頼宣が父・家康を東照大権現として祀るために創建されました。頼宣は紀州藩主になる前は父・家康が亡くなった場所である駿府藩主であったことから、家康が死去した直後に久能山東照社の造営や久能山から日光山への家康の霊柩を遷す小祥祭にも深く関わっていました。そのことから頼宣は紀州藩入国後すぐに天海を招いて和歌の浦の地に東照社と天耀寺の造営、および祭式と法会を整えます。その際創始された和歌祭は紀州東照宮の例祭として1622年(元和8)の東照宮創建の翌年から創始されます。その際、東照大権現の神輿に付き従う渡物だけでなく、全国の東照宮祭礼では初となる和歌山城下町民による練物も登場しました。
2020年2月9日には、和歌祭四百年式年大祭実行委員会発足式が行なわれました。本展では2022年の四百年式年大祭にむけて、渡物と練物を紹介します。また、昨年度大学地域活性化プロジェクトで新たに制作した唐人装束2着もあわせて初披露いたします。
会期
令和2年4月7日(火)~5月29日(金)
会場
紀州経済史文化史研究所展示室(西5号館3階)
開室時間
10:30~16:00
閉室日
土・日・祝および図書館閉館日
後援:紀州東照宮、和歌祭実行委員会