2020年度常設展「紀州地域の文化財―館蔵品・寄託品展―」について（学内の方のみ）

令和2年6月25日（木）より学内の方に向けて、常設展「紀州地域の文化財―館蔵品・寄託品展―」（特集：和歌山県師範学校郷土室の世界）を開催しています。
 

当研究所では、本学教育学部の前身である師範学校時代の教育史資料「（和歌山県）師範学校旧蔵資料」が多数保存、保管されています。そのなかには師範学校郷土室・女子師範学校郷土研究室が所蔵していたと考えられる資料も存在しています。郷土室および郷土研究室は、戦前の郷土教育運動に基づいて創設され、教職員や学生が和歌山県下の「郷土資料」つまり地域の歴史や自然に関係する資料（標本・古文書・古写真・絵葉書等）を収集していました。今となっては戦前の和歌山を知るための重要な資料となっています。本学では、これら資料が当研究所、図書館、教育学部の各教室で分散して保管されてきました。当研究所はこれら資料のうち、古写真と絵葉書を保管して参りましたが、教育学部日本史教室で保管されていた古文書の移管をうけ、この度公開する運びとなりました。当面は教職員・学生のみの見学に限定せざるを得ない状況ですが、この機会に本学の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

 

展示見学にあたってのお願い

・クラスター（集団感染）を防止するため、当面の間、展示見学者を教職員・学生に限定いたします。
・展示室内でのクラスター（集団感染）を防止するため、展示見学の際には一度の来所者数を最大5名に制限
　させていただきます。（多人数の見学者がある場合は、入場制限をいたします。）
・展示見学は1時間以内にしてください。
・発熱、咳など風邪の症状のある方（事前に体温を測った上で来所ください）は、入所をお断りいたします。
・マスクをかならずご着用ください。
・入室前にかならず手洗い・消毒をしてください。
・資料、展示ケース、壁には触れないでください。
・人と人との距離を2メートル以上空けてください。
・展示室内での会話はご遠慮ください。
・新型コロナウィルス感染症に罹患または濃厚接触者と認定され、自宅待機を指示されている方は入室を
　お断りします。
・濃厚接触者（感染が強く疑われる場合も含む）が、同居のご家族等、ご自身の身近にいらっしゃる場合には、
　ご来場をお控えいただくなど、感染拡大防止という観点から慎重なご判断をお願いいたします。

 

 

 

会期

令和2年6月25日（木）～7月31日（金）

会場

紀州経済史文化史研究所展示室（西5号館3階）

開室時間

10：30～16：00

閉室日

土・日・祝および図書館閉館日