センサネットワーク

森林内ネットワーク

森林内ネットワーク

 日本は国土の多くを山間部が占め,災害時には外部との交通・情報のやり取りができなくなる孤立集落の危険地域が多数存在します.このような地域では,いざというときの外部との情報伝達手段の確保が重要な課題になっています.この研究では,災害時に停電になっても電力を自立供給できる電力インフラ構築技術と,災害に強い自律運用できる通信インフラ構築技術の研究開発に取り組んでいます.そして両者を結合させ,災害に強く,誰にでも簡易に運用できる情報伝達システムの実現を目指しています.過去の災害で実際に孤立した経験のある和歌山県東牟婁郡古座川町平井地区をモデル地区とし,災害時だけなく平常時でのシステムの活用も視野に入れた社会システムの実証評価をおこないます.


研究成果

運用実績

セーリング競技支援

セーリング競技支援

 沖合で開催されるセーリング競技の艇の位置を陸上から遠隔記録するための通信方式の研究,及び,航跡記録装置の開発に取り組んでいます.セーリング競技では航跡記録のニーズは大きいのですが,競技が陸地から離れた沖合で開催されるため,リアルタイムに遠隔記録することが難しいという問題点がありました.
 そこでアドホックネットワーク技術,センサーネットワーク技術をベースとして,洋上で航跡情報を集約し,それを陸上まで転送する航跡記録システムの開発を企業やNPOと協力しながら取り組んでいます.

研究成果

特許

運用実績


Last-modified: 2024-04-02 (火) 14:40:51