*2016年度よりカリキュラムが変更になりました。詳しくは、下記をご覧ください。
ディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシー
経済学部のカリキュラム
経済学部のカリキュラムは、教養科目(図の青色の部分)と専門科目(図の朱色の部分)から成ります。
教養科目
教養科目には,経済に限らない幅広い分野の科目や外国語・保健体育が含まれます。
基礎科目
本学部の専門教育科目を学ぶ前提として必要な科目です。
学部入門科目
「社会経済学入門」、「ミクロ・マクロ経済学入門」、「経営学」、「簿記原理」、「市場環境学概論」、「法律学概論」は学部入門科目と位置づけ、1年次前期に履修します。学部入門科目で経済学部の4年間で学ぶ内容の全体像を理解した上で、どの学科に所属するかを選択します。
基礎演習
入学したばかりの1年生を対象とし、 20名以内で編成されるクラスで入門書の講読や討論を行います。
様々な内容が設定されますが、知識や考え方の習得だけでなく、新入生に「大学」での勉強に慣れてもらうことも目的の一つです。また、専門的な勉強ばかりではなく、図書館や他の施設の使い方の指導、授業や大学生活に関する情報提供など内容は多岐にわたり、大学の先生と身近に接するなかで、学生生活のスムーズなスタートへと誘います。
情報基礎演習
電子メールの送受信・電子ドキュメントの作成手法・インターネットを介した様々な情報へのアクセス手法・マルチメディア情報の扱い方など、基礎的な知識の習得をめざします。大学生活では、電子メールによるレポート提出や友人同士での知識共有を目的としたネットワーク利用が当然の事となっています。全ての新入生諸君に情報基礎演習を履修してもらいたいと考えています。
専門科目
本学部では、学科ごとに専門的な勉強を体系的に進めていくため、さらに細かく以下のような3つの科目群に分類し、科目群ごとに履修モデルを示して、授業科目の関連を明確にしています。他方で、多様な知識・能力を身につけるため、所属する学科の専門教育科目だけでなく、他学科の専門教育科目も、自由かつ主体的に組み合わせて受講することができます。
基礎専門科目
各学科への所属が決まった直後の1年次後期から2年次の前期にかけて、学科での本格的な専門教育科目を学んでいくための基礎・中核となる科目です。基礎専門科目として、学科ごとに下記のような科目が開設されています。
学科 | 標準履修年次 | |
---|---|---|
1年次後期 基礎専門科目Ⅰ群 |
2年次前期 基礎専門科目Ⅱ群 |
|
経済学科 | 経済史総論 市場経済論 ミクロ経済学 |
経済原論 経済政策総論 マクロ経済学 |
ビジネス マネジメント学科 |
経営学総論Ⅰ 経営史 簿記処理論 情報処理論 |
経営学総論Ⅱ 工業簿記 |
市場環境学科 | 貨幣・信用システム論 ワールドエコノミー 人権保障システム法総論 民法〔総則〕 マーケティング・マネジメント |
グローバルエコノミクス 交通システム論 商法〔会社法Ⅰ〕 |
基本研究科目
2年生を対象とし、3・4年次の研究にスムーズに移行できように準備するための科目です。授業は、少人数で行なわれ、専門分野への入り口へ導くことを目的とします。学問の特性や学生のニーズに応じるため、問題演習、フィールドワーク、基本文献研究、外国書講読など、多様な形式での双方向型の授業メニューが用意されています。
専門演習
3年生、4年生と2年間連続で履修し、それぞれが興味のある分野について、より深い勉強をしていきます。指導教員のもと、10名以内の少人数で専門分野に関する学習、研究、討論などを行い、また、卒業論文の作成も専門演習がベースになります。ゼミを単位にした行事も多く、ゼミは大学生活の中心的な存在のひとつです。
エキスパート・コース
飛び級制度等を活用して大学院に進学し、より高度で専門的な学修にチャレンジするコースです。全新入生を対象に希望者を募ります。特別なカリキュラム・履修モデルおよび担任教員を付けてきめの細かいカリキュラムを用意しています。
エキスパート・コースは、意欲の高い学生を対象に、少人数教育を軸に早期の段階からより専門的な教育を行なうことを目的としています。体系的な学習を積極的に指導することで、実践的能力を兼ね備えた人材を育てます。また、学部・大学院を一貫教育の5年間で修了することが可能になっています。
エキスパート・コースのユニットと専門領域
エキスパート・コースには、専門領域によって、グローカル・ユニットとビジネス&ロー・ユニットの 2つのユニットがあります。
グローカル・ユニット
国際経済ユニットと地域政策ユニットからなり、世界から地域を、地域から世界を鳥瞰することのできる人材、現代社会をリードするエキスパートの養成を目指します。
ビジネス&ロー・ユニット
経営、会計、ファイナンス、法律の4つの分野(専攻)から構成されています。これらの領域は、それぞれに特徴ある学習内容があると同時に、相互に密接な関連を持っています。総合的な知識を身につけながら特定の分野に強みを持った人材を養成し、企業で活躍するビジネスパーソン、社会で活躍する経済人、法務・経理・財務等のスペシャリストを涵養することをめざします。