【少林寺拳法部】関西学生大会・新人大会入賞〈運用法〉
2018.02.15
関西学生大会・関西学生新人大会でのご入賞おめでとうございます!
今回は、受賞された5名の方に取材を行ってきました。
まずは、運用法で受賞された3名からです!
【運用法とは?】
少林寺拳法には大まかに分けて2つの種目があり、演武と運用法です。
運用法は防具を装着し、実際に突きや蹴りなどを当てて行う実践的な種目で、明確に勝ち負けが決まります。
では、そんな運用法で入賞された華山 恵志朗さんからご紹介します!
氏名:華山 恵志朗
所属:教育学部
学年:4年
近況:ポケモンGOで個体値100(一番強い)ミニリュウをゲットした!!
関西学生大会 運用法 男子中級の部 2位
全国大会出場
―華山さんは少林寺拳法部の経験はこれからにどう生かせそうですか?-
「少林寺拳法部の4年間では少林寺の技術もたくさん身につけましたが、それは少林寺をやっていないと使わないものです。それよりも、人間関係の大事なところを学びました。先輩に対する態度や周りを見る力、これから社会に出た時に人間関係をうまくやっていく生き方も身に付きました。」
と4年間を思い返しながら語ってくれました。
華山さんは現在、少林寺拳法の視点より武道の近代化の流れから、公教育で武道が必修化される事の問題点などを研究しているそうです。また、和歌山大学の大学院に進学しその研究を更に突き詰めていくそう。
卒業研究にも少林寺拳法が入っているなんて少林寺への情熱が伝わってきます。
「和歌山大学の少林寺拳法部には変な奴はいるが悪いやつは一人もいない!」
と、最後に一言いただきました!!
氏名:松本 貴宏
所属:経済学部
学年:3年
近況:ビットコインを自分で買って、その変動を自分で体験し卒論のテーマにしようと思っている。
関西学生大会 運用法 男子軽量級の部 3位
ー松本さんは少林寺拳法をやっていてよかったと思う事はありますか?-
「少林寺拳法をやっていてすごく自分に自信が持てるようになりました。もともと、空手をやっていたのも自分の身を守れるようにと親に進められてやっていましたが、やっているとすごく楽しくなってきてしまいました。(笑) 」
「大学の武道生活で一番大きかったのは主将をやったことで、和歌山大学は関西の大学で少林寺拳法部員の人数が2番目に多いため、まとめるのが難しかった。さらに和歌山大学の少林寺拳法部は部活を思いっきりやりたい人や、勉強を主にやりたいと思っている人など様々。その部員たちの練習メニューなどを考えることもまた大変でした。しかし、その経験は自分をとても成長させてくれました。」
和歌山大学の少林寺拳法部は未経験者も多く、経験者と未経験者の方がそれぞれ上達していくように練習メニューを考えることはとても難しそうです。
氏名:小野 将太
所属:経済学部
学年:3年
近況:少林寺拳法部を引退して体がたるまないように、トレーニングルームなどで筋トレをする。
関西学生新人大会 運用法 男子中量級の部 3位
小野さんはもともと町の道場で空手をやっていたそうで、空手の構えと少林寺の構えの違いや突きの形が違ったりと空手の感覚から少林寺の感覚へ変えるのが難しかったそうです。また、小野さんは運用法での入賞をされたのですが、運用法は演武と違って初めての相手と打ち合わせなしで試合を行うためどのような動きをするかわからないところの読みあいなどが運用法ならではの難しさだそうです。
「少林寺拳法の運用法はルール内であればほかの格闘技の動きなどを自分たちで研究し取り入れることができるんです。僕も他の格闘技、例えば空手やボクシングなどの動画を見て動いている相手にはどうやって上手に突きを当てているのかを研究して取り入れていました。それは逆に言えば対戦相手によってそれぞれのスタイルのようなものが存在して、より読み合いが難しいです。でも、そこが運用法のやりがいでもあります。」
そこで、和歌山大学の少林寺拳法部は人数が多くいろいろなスタイルの人と練習を行うことができたり自分のやっている動きを見てくれる人も多いためお互いにどんなところを修正したほうがいいなどの指導もしあえるそうです。
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