和大産学連携通信 No14(2018年2月号)
公開日 2018年02月01日
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目次
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1.NEWS
6.編集後記
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a) JST「研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)機能検証フェーズ」について
これは、(旧)地域産学バリュープログラムの後継拡大制度です。1/24(水)に公募予告が公開されました。支援タイプとして「試験研究」と「実証研究」(新設)の2つのタイプがあります。いずれも企業ニーズに基づき、大学のシーズ活用支援です。
【申請者】大学の研究者
【募集分野】設定なし。ただし医療分野は対象外
【研究費】「試験研究」:最大300万円
「実証研究」:最大1,000万円
【研究期間】12ヶ月
3月下旬、順次新規課題の募集を開始する予定(国会承認後正式決定となります)。
この事業は企業ニーズ必須のプログラムです。大学の教員と連携されている企業さんは貴社にとって課題となるニーズをお寄せください。宜しくお願い致します。
b) 「メディカルジャパン 2018 第4回 医療・介護総合展」
関西広域連合 研究成果企業化促進セミナーで和歌山大学 坂本 隆 准教授 が発表いたしました(インテックス大阪)
【日 時】 2018年2月21日(水)
【場 所】 インテックス大阪 2号館
【講 演】 和歌山大学 システム工学部 化学メジャー 准教授 坂本 隆 「まとめてイッキに分析!〜生体分子の同時一斉解析技術〜」
ガン検診にも使われているアミノ酸分析を迅速に行うことのできる新原理と、この原理を用いた生体分子の同時一斉検出技術について講演いたしました。
「糖質応用研究コンソーシアム」は和歌山大学 教育学部 准教授 山口 真範先生の「糖鎖研究」をコアに大学、関連企業・研究機関などが連携し、主に糖質における研究、製造技術の発展を加速させ、実社会への貢献を目指し、「糖鎖を用いて共に人類の未来へ貢献を」実現していきたいと考えております。
糖鎖にご関心のある企業様、研究機関におかれましては是非ご入会のほど宜しくお願いいたします。
◆目的:糖質における研究、製造技術の発展、実社会への貢献
◆会員対象:製造(食品・化粧品・医薬品など)企業及び関連研究者・学生など
◆申込方法:以下資料内の申込ページの必要事項をメールもしくはFAXにて申込
≪お問い合わせ先≫国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター 米田則篤
℡: 073-457-7564 mail: liaison@center.wakayama-u.ac.jp
3. 技術紹介「アイトラッキング技術」システム工学部 メディアデザインメジャー助教 松延 拓生氏の技術
自動車運転中のドライバーの視線を捉える等にアイトラキング技術があります。そのデータの解析には従来多大な手間と時間を要していました。松延研究室ではインタフェース開発に応用しやすくする技術や、ユーザビリティ評価などで簡単に定量的に扱うための技術開発に取り組んでいます。
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応します。下記アドレスに申込用紙があります。http://www.wakayama-u.ac.jp/chiiki/system/system_p.htmlにアクセスし、「経営・技術相談申込書」をダウンロードしてご記入の上、liaison@center.wakayama-u.ac.jpにメールでお送りください。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している32大学と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
先日会田誠展「GROUND NO PLAN」に行って来ました。
このイベントは、公益財団法人大林財団による新しい助成プログラム《都市のヴィジョン―Obayashi Foundation Research Program》の第1回目の助成対象で、『豊かで自由な発想を持ち、さらに都市のあり方に強い興味を持つ国内外のアーティストが、建築系の都市計画とは異なる視点から都市におけるさまざまな問題を研究・考察し、住んでみたい都市、新しい、あるいは、理想の都市のあり方を提案・提言する』という主旨で2年に一度行われるプログラムです。現代の日本社会を鮮烈に批評しつづける「会田誠」氏の辛辣で面白い独特の視点で東京を再構築するという内容で、久しぶりに刺激的なイベントでした。デザインではなくアートという視点で街のあり方を考える斬新な試みは、「地方創生」で、様々なアプローチが行われている現在「これもありか!?」という一石を投じるのではと感じました。
産官学連携の試みも「ハード(技術)」主導型から「ソフト(使い方)」も含めた「統合型アプローチ」も検討されて来ていると感じます。日常の業務の中でも常に、様々な経験や英知をお持ちの方々のご意見なども取り入れた新たな可能性の模索も考えていければと思います。(米田)
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ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。
連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
liaison@center.wakayama-u.ac.jp TEL 073-457-7564
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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
コーディネーターグループ 鈴木、前田、米田
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