和大産学連携通信 No21(2018年10月号)
公開日 2018年10月24日
目次
1.NEWS
2.技術紹介「4指ロボットハンド技術」
3.和歌山大学 産学連携制度紹介
4.和大産連センター活動カレンダー
5.技術相談受付けています
6.編集後記
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1.NEWS
a) 「大阪府立大学・和歌山大学 工学研究シーズ合同発表会」開催告知
昨年に引き続き本年度も上記発表会が開催されます。
【日時】平成30年10月30日(火)14:00~18:30(17:00からはポスター発表・交流会)
【会場】岸和田市立浪切ホール(大阪府岸和田市港緑町1-1)
【発表者と発表テーマ】(和歌山大学関係)
伊原彰紀 講師 ソフトウェア自動検証技術の開発
鈴木新 講師 脈波波形のプロファイリング法
天野敏之 教授 適応的なプロジェクションマッピングによる見かけの質感操作
和田俊和 教授 Neuro Coding/Unification によるDNNのニューロン数削減法
坂本隆 准教授 細胞内精密イメージングを志向した蛍光分子プローブの開発
長瀬賢二 教授 繰り返し構造系に対する波動解析・波動制御
宮川智子 教授 旧産業地域におけるパートナーシップによる地域の森づくりに関する研究 ー英国北西部マージーフォレストを事例としてー
最田裕介 助教 空間周波数分割多重光波を用いたホログラフィックメモリの高速化
宮崎淳 講師 光熱変換顕微鏡による生細胞の無標識イメージング
野村孝徳 教授 定量位相計測のためのランダム位相変調可搬型ディジタルホログラフィ
多くのシーズが発表されます。ご興味のある方は是非ご参加ください。
詳細はコチラをご覧ください。 申込フォームはコチラとなります。
b)「第27回わかやまテクノ・ビジネスフェア」、同時開催:「26回WAKASAインテクメッセ」 開催告知
【日時】11/7(水) 13:00~17:05 (テクノ・ビジネスフェア) 10:00~16:00 (インテクメッセ)
【会場】アバローム紀の国(和歌山市湊通丁北2-1-2)
【発表テーマと発表者】(テクノ・ビジネスフェア、和歌山大学関係)
可視光カメラを用いた特殊カメラ画像の高解像度化 教授 和田 俊和
経験して成長するための思考訓練 准教授 松田 憲幸
ソフトウェア自動検証技術の開発 講師 伊原 彰紀
技能継承・学習のための脳活動分析 助教 三浦 浩一
【展示】(インテクメッセ、和歌山大学関係)
災害時の無人移動ロボットの展示 講師 徳田 献一
詳細はコチラをご覧ください。
c) 「メディカル ジャパン 大阪」 開催告知
【日時】2019年 2/20(水) ~ 2/22(金)
【会場】インテックス大阪 (大阪市住之江区南港北1-5-102)
【発表テーマと発表者】(和歌山大学関係)
和歌山県全域で取り組む運動による介護予防の効果 教育学部教授 本山 貢
d)髙砂正弘教授の設計した注文住宅が2018年度グッドデザイン賞ベスト100に受賞
和歌山大学システム工学部の髙砂正弘教授(環境デザインメジャー)が、紀の国住宅株式会社との受託研究で設計した注文住宅「きの家」が、2018年度グッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。同時に、「私が選んだ一品 審査委員セレクション」にも選出されました。
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2. 技術紹介 「4指ロボットハンド技術」システム工学部 機械電子制御メジャー 講師 土橋宏規氏の技術
従来、パーツフィーダー等で部品を整列させ専用グリッパで把持する方式では、近年の変種変量生産に対して高額なシステムとなります。そこで多種多様な形状の部品をローコストながら精確な整列・把持する汎用ロボットハンドの機構設計と、その把持戦略の計画について研究しています。
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3. 和歌山大学 産学連携制度紹介
今回は和歌山大学での受託研究を説明します。
【受託研究】 企業等の側に研究者がいない場合に、企業等からの課題とともに委託・研究経費を受けて、本学研究者が行う研究です。研究経費については、直接経費と間接経費の2種類で構成されます。直接経費:物品費、旅費、謝金など当該研究活動に直接必要となる経費です。間接経費:研究の遂行に関連し間接的に必要となる経費とし、直接経費×30%に相当する額を研究機関全体の機能の向上及び研究の実施に伴う研究機関の管理等に活用しています。特許権の帰属について、受託研究の結果生じた発明について、当該特許権は原則として本学に帰属することになります。そのほか共同研究と同等に、受託研究を実施した場合の税法上の優遇措置として「試験研究費の総額に係る税額控除制度」等の研究開発税制が設けられております。詳しくは、税務署等へご確認ください。
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4.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
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5.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。
「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している36の大学・高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
6.編集後記(URA室設置)
10月1日、和歌山大学 産学連携イノベーションセンター(北4号館)の2階202室に「URA室」を設置しました(旧:八木先生のパワーアシストインターナショナル(株)様の部屋)。組織としては本年4月に発足していましたが、今までURAの恵下先生とコーディネーターグループは3階の別々の部屋でした。URA室の広さは旧コーディネーター室の4倍ほどあり、広々した感じです。恵下URAのもとでコーディネーター業務を行ってまいります。またこの機会に毎月2回のURA室ミーティングも始まりました。伊東センター長、似内副センター長、小門専門職員(知財担当)と共に、より緊密に情報交換や産学連携業務の運営・立案を行っていきます。今後とも和歌山大学 産学連携イノベーションセンターの「URA室」をよろしくお願いいたします。(前田)
【内線番号が一部変更になりました】
URA 恵下 隆 (内)7571
客員教授 鈴木義彦 (内)7573
産学官連携コーディネーター 米田則篤 (内)7564
産学官連携コーディネーター 前田裕司 (内)7597
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ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。
連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@center.wakayama-u.ac.jp TEL 073-457-7564
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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
URA 恵下、コーディネーターグループ 鈴木、前田、米田
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