【開催報告】第9回タウンミーティングの実施について
公開日 2026年09月30日
令和8年9月8日(火)、障害のある若者の社会参加の促進に向け、地域の企業、行政機関、就労支援機関、教育機関等と顔の見える連携体制を強化することを目的として、第9回タウンミーティングを開催しました。
今回は、昨年度に引き続き、東京大学「障害と高等教育に関するプラットフォーム(PHED)」の近藤武夫教授をお迎えし、江崎グリコ株式会社の島内氏、和歌山大学の森を交えたパネルディスカッションと、参加者によるグループディスカッションを行いました。地域の企業、行政機関、就労支援機関、教育機関等、29機関から51名が参加しました。
前半のパネルディスカッションでは、和歌山大学の森がコーディネーターを務め、近藤教授と島内氏から、それぞれの立場から障害のある人の就労や社会参加について話題提供がありました。近藤教授からは、日本における障害者雇用の現状を踏まえ、「量」から「質」への転換、つまり、法定雇用率の達成だけでなく、一人ひとりの能力や個性を生かす環境作りの必要性について説明がありました。また、インクルーシブ雇用や超短時間雇用など、多様な働き方について紹介されました。島内氏からは、障害の種類だけで業務を決めるのではなく、企業のニーズと個人の能力・適性を踏まえて業務を割り振ることの重要性や企業側も働き方や職場環境を柔軟に変えていくことの必要性について話題提供がありました。
後半では、計3回のグループディスカッションを実施しました。1回目は同業種、2回目と3回目は異業種でグループを組み、障害のある人の就労をめぐる課題や、企業・支援機関等に求められる今後の取り組みについて意見交換を行いました。最後に、各グループから議論した内容を発表し、障害のある本人だけでなく、企業側も自社の業務や職場環境についての理解を深めることの重要性や、超短時間雇用をはじめとする多様な働き方への関心などが共有されました。
参加者からは、「他企業の取り組みや専門的な話を聞くことができ、大変参考になった」、「様々な立場の参加者が混じり合ったディスカッションだからこそできる議論があった」などの感想が寄せられました。
大変お忙しい中ご協力いただいた近藤教授、島内氏をはじめ、ご参加いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。
写真:シンポジウムの様子 写真:グループワークの様子
主催:和歌山大学 キャンパスライフ・健康支援センター
共催:東京大学 障害と高等教育に関するプラットフォーム(PHED)、和歌山大学 キャリアセンター
後援:和歌山県、和歌山県中小企業家同友会、一般社団法人フクラボ、剤盛堂薬品株式会社

