終了【11/16(水)】第87回わだい浪切サロン「きしわだと歩く私の人生 ~青春時代から今、そしてこれから~」
公開日 2016年10月20日
日時 : 2016年11月16日(水) 午後7時~8時半
話題提供: 信貴 芳則 氏 (岸和田市長)
場所 : 岸和田市立浪切ホール 1階 多目的ホール
※参加無料・申込不要
岸和田は、人と自然が共生し、豊かな文化や伝統も備わった魅力あるまちです。
私は、そんな岸和田に生まれ育ちました。誇りに思うこの岸和田の「みんなが住んでみたい、住み続けたいと思えるまち」実現に向け、現在は市長という立場で市民の皆様のご協力をいただきながら市政を執行しているところです。
今回は、市長として、そして市民として、まちを創造したいという思いが、いつ、どのように生まれたのかお話しするとともに、様々な経験をした中で強くなった岸和田への思いや、岸和田の今と将来についての思いを、私自身の人生の振り返りを通じてお話ししたいと思います。
(1.6MB)
マークをクリックするとチラシが開きます。12月以降の予定はチラシ裏面をご覧ください。
開催レポート
参加者70名
◆概要
2013年12月に岸和田市長に就任された信貴芳則さんをお迎えしました。
今回は、和歌山大学と地域連携の包括協定を結んでいる自治体の首長として、「わだい浪切サロン」に快くご協力いただきました。
事前打ち合わせでは、「数年ぶりの教壇で緊張するなあ!」とおっしゃっていた市長。
本番では、岸和田で育った幼少時代、岸和田市外へ通学された高校・大学時代の思い出に始まり、大学卒業から今日までの山あり谷ありの半生を、写真や映像をまじえてじっくりと語ってくださいました。
家業の印刷会社の仕事をきっかけに政治の世界に関心を抱き、大学卒業後は府議の秘書を経て、その後は専門学校(調理製菓・福祉)校長を務められました。このころ、激務がたたって肺動脈瘤破裂という恐ろしい病気に襲われ、約2か月間意識不明の状態が続いたということです。そして9か月間の闘病・リハビリ生活を送ったのち、闘病生活の様子を出版し、その2年後には岸和田市議会議員に立候補、初当選されました。
大病を経験されたことで、家族や周りの人々への感謝の気持ちや、地域の医療制度の充実について一層強い思いを抱き、それが市長という仕事への情熱につながっていったことなど、市長の素顔に迫るお話を伺うことができました。
◆参加者アンケートより
・家業における人脈・本人の前向きな姿勢による人脈が築かれたことがよく解った。極限の体験をされ、すべての人に感謝・・・その後のライフワークとして、人々の健康づくり、地域にみなさんと岸和田の文化の継承に取り組む思いをより強くされた。全国共通診察券の早期実現に期待します。(60代・男性)
・市長のこれまでの人生がよくわかり、面白かったです。政策的な話題が中心ではないことが逆に市長の価値観や考え方が良く伝わることにつながり、良かったと思います。(30代・男性)
・食、栄養、医療の大切さをご自身の苦悩体験を通じてわかりやすく、熱く語って頂き、そして自身のポリシ―として現在取り組まれている施策につなげられていることも理解できました。(50代・男性)
・もう少し質問できる環境があればよかった(50代・男性)
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