終了【5/20(水)】第72回わだい浪切サロン 世界的博物学者 南方熊楠から何を学ぶか
公開日 2015年04月25日
日 時 : 2015年5月20日(水) 午後7時~8時半
話題提供: 谷脇 幹雄氏 ( (公財) 南方熊楠記念館常務理事館長・和歌山大学非常勤講師)
場 所 : 岸和田市立浪切ホール 1階 多目的ホール
※事前申し込み不要、参加無料
和歌山が生んだ世界的博物学者であり、民俗学者である「南方熊楠」。
10数カ国語を自由に使いこなし、「ネイチャー」をはじめ国内外に多くの論文を発表し、「日本にミナカタあり」と言われました。
最近は、エコロジーの提唱者、日本における自然保護活動の先駆者としても
評価されています。多くのファンを持つ「知の巨人」を現代的視点で捉え、エピソードも交え、わかりやすく紹介したいと思います。
開催レポート
参加者74名
和歌山出身の世界的博物学者南方熊楠について、生い立ちにはじまり、個性的で波乱に満ちた人生や研究の業績について、貴重な資料をもとにお話しいただきました。熊楠は「エコロジー」の考え方を100年前から提唱しており、その先見性も興味深いものでした。
-アンケートより-
・南方熊楠の時代には、海外に行くにも船、学術研究も書き写しからはじまり、自然を守るために奔走され、今更ながらすごい方だと思いました。好奇心と行動力で広く深く追求し、研究を後世に残した熊楠。私もとてもインスパイアされました。(女性)
・博物館のできた経緯をはじめ、ビデオを交えて人物像も語られ、時間が経つのを忘れるくらい楽しい時間でした。(40代男性)
・熊楠とトーテミズムの関係について、彼は自身の名にある「熊」や「楠」がある種の原始信仰に由来すると考えたそうですが、具体的にはどう考えていたのでしょう。(20代男性)
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