7月22日のワダイノカフェ~魅力は「たま」だけじゃない!ローカル線の楽しみ方・貴志川線編
公開日 2017年07月22日
2017年7月22日、「ワダイノカフェ 2017 vol.3」を開催しました。会場は、和歌山電鐵貴志川線の電車を1両貸し切って行いました。
ワダイノカフェは、さまざまな領域で活躍している和歌山大学の研究者と一般の方々が、飲み物を片手に気軽にちょっと知的な会話を楽しむコミュニケーションの場です。
テーマは「ローカル線を楽しむ~貴志川線編~」
今回のワダイノカフェは、和歌山大学クロスカル教育機構生涯学習部門の西川一弘先生、和歌山の交通まちづくりを進める会事務局長の志場久起さん、そしてMCにIT企業・株式会社BEE代表取締役の久保田善文さんを迎えて開催しました。今回のテーマは、ローカル線の楽しみ方・貴志川線編ということで、貴志川線の魅力についてお話を伺いました。
そして今回はなんと、和歌山電鐵さんご協力の元、うめぼし電車にてカフェを行いました。
和歌山駅から伊太祈曽駅まで運行する列車を1両貸し切って乗車し、伊太祈曽駅では洗車体験や登録有形文化財の車庫の中で車庫解説や電車の整備についてのお話など普段では味わえないようなことを体験させてもらいました。
参加された方も普段は味わえない体験にとても楽しんでいる様子でした。
和歌山駅から伊太祈曽駅までの間は、電車に揺られながら先生方のお話を聞いていきます。伊太祈曽駅までは大体20分程。その間に、本日の見どころを車窓から景色を眺めたりしながら聞いていきます。先生からいくつか見どころを紹介してくれました。電車のことから、見える風景、貴志川線の駅にまつわる話などがありました。
知らない情報などもあり、みんな感心された様子で聞かれていました。
伊太祈曽駅では、普段見れないスイッチバックを体験させていただきました。スイッチバックを体験した後は、そのまま洗車体験もしました。車体をすごい水圧で洗われていく様子はとても迫力がありました。
停車したあとは、登録有形文化財にもなっている車庫の中を見学しました。ちょうど点検のために車庫に入っていた車両があったので、それを見ながら和歌山電鐵の方の話を聞きました。
洗車体験や車庫見学をした後は、うめぼし電車にもどって車内でカフェを再開しました。今回は、ドリンクの他にお菓子「たまのしっぽ」も用意しました。
みんなでお菓子を楽しみながら、「私の知ってる貴志川沿線の豆知識」ということで、参加者の方の豆知識も披露してもらいました。
地元に住まれている方からは、地元に住まれているからこその独自の豆知識もあり、とても勉強になりました。
普段は体験できないことや新たに知った事などがたくさんあった今回のワダイノカフェに、みなさんとても満足された様子でした。