8月6日の歴史かふぇ!
公開日 2012年08月06日
この日の歴史かふぇのテーマは「天下統一をはばんだ鉄砲伝来ー世界の紀州鉄砲初めて物語ー」
案内人は、和歌山大学紀州経済史文化史研究所副所長でもあり和歌山大学教育学部教授の
海津一朗先生にお話しをして頂きました!先生の隣に座っているのは、今日の助手の学生さん☆
和歌山が誇る「雑賀孫一」、鉄砲衆として有名ですね
しかし、どうしてこのような鉄砲集団がいたのか
鉄砲は武士の兵器としては卑怯とされていた時代に
その鉄砲を伝えたのが「倭寇」という存在だといわれています
さらに倭寇とは、密貿易を行う貿易商人のことで、主に日本人多かったといわれているのです
また、紀伊半島は盗賊と言われていたというのですが、倭寇と和歌山は関わりがあるのか、孫一との関わりは・・・
興味深いお話しから始まった今回の歴史かふぇ
先生のお話しを聞きながら真剣にメモを取られる方も
そもそも鉄砲はポルトガルの商品だったと言われています
その鉄砲を倭寇が取り扱っていて、種子島へ伝えたとされています
種子島に鉄砲の製造法が伝わると雑賀衆は、いち早く鉄砲を用いた戦術を考案し、雑賀孫一率いる雑賀衆たちは優れた鉄砲集団へと成長したのですが・・・
なんと和歌山には倭寇の本拠地が最後まで残っていたそうですよ!!
少しずつ倭寇についての実態がわかってきた今、和歌山と、そして雑賀衆との関わりが紀州の歴史の謎を新たに紐解けるかもしれませんね!
最後に学生さん手作りの雑賀孫一の紙芝居を披露してくれました
タイトルは「孫一どんとやたがらす」です☆
絵もすごく上手く、語りもなかなかのものでした!
楽しいお話ばかりで、もっと聞きたかったですが時間はあっと言う間に過ぎていき、本日の歴史かふぇは終了しました
海津先生、本日はありがとうございました!
そして、ご参加頂きましたみなさまも、ありがとうございました☆
次回の歴史かふぇのお知らせ!
10月中旬頃開催!日程などの詳細はまちかどHPにてご案内します。
ぜひ、ご参加下さい!