8月6日第3回ワダイノカフェ-情報デザイン-
公開日 2014年08月06日
8月6日、第3目のワダイノカフェ-情報デザイン-を開催☆
第3回目のテーマは、「体験のデザイン」です。
今回のナビゲーターはデザイン情報学科の松延拓生先生です。
会場はダイワロイネットホテル和歌山の2階わかやま旅案内所内にあります、旅カフェさん。
Facebookページはこちら→https://ja-jp.facebook.com/tabicafewakayama
さて、「体験のデザイン」とはどういったことなのでしょうか?
まずは、松延先生が色々な研究者や組織のUX(ユーザエクスペリエンス)の定義について
たくさんの事例を紹介しながら、わかりやすく説明してくれました☆
私たちは日常の中で、良い体験も悪い体験もありますよね?
例えばお店で素晴らしい接客を受ければ、そのお店で商品を購入したり、またそのお店に行こう!
と思いますが、逆に店員が失礼な態度だったら、二度とそのお店には行きたくありませんよね。
今回は参加者の方にも、これまでに経験した良い体験・悪い体験についてご紹介いただきました!
まずは和歌山大学システム工学部の学生さんが率先して手を挙げてくれて、学生さんに続き、
一般の参加者の方もお話ししてくださり、飲食店やコンビニ、電気店、アルバイト、
遊園地での経験など、たくさんの良い体験・悪い体験が紹介されました。
みなさんの体験について先生が解説、他にもたくさんの事例を紹介。
北海道にラッキーピエロというハンバーガーショップがあるのをご存知ですか?
「ラッキーピエロ・サーカス」という利用金額の還元方法が面白いのです☆
準団員からスーパースター団員まで4つの階級があり、昇格するとどんどん還元率がUP!
超常連客には表彰状が贈られ、新年会に招待されて関係者から手厚くおもてなしをされるのです☆
また、中国にあるTOYOTAのお店では、お客様を待たせないシステムで、1日で50組中17台も
販売するという事例も、映像でご紹介いただきました。
デザイナーはもちろんのこと、サービスを提供する人も体験をデザインすることができるんですね!
デザイナーだけではなく、経営を巻き込んでUXをデザインすることが大切だと
先生はおっしゃっていました☆
「なぜ喜んでくれるのか、掘り下げてみる」ということは、私たちの生活や生き方にも直結する
体験のデザインであると感じました☆
次回の「ワダイノカフェ -情報デザイン-」は11月に開催を予定しています^^
詳細が決まり次第、まちかどサテライトHPにてご案内いたしますのでお楽しみに☆