9月24日(月)の宇宙カフェ☆
公開日 2012年09月24日
この日の宇宙カフェのナビゲーターは、2回目のご登場!宇宙教育研究所所長・秋山演亮先生。
先日国際宇宙ステーションに届けられ、まもなく宇宙に放出される超小型衛星「RAIKO」のお話がメインテーマです。
メインの「RAIKO」にいくまでにいろんなお話をしてくださいました。
まずは「天文学」と「地質学」と「地球惑星学」ってどう違うのでしょう?というお話。
「天文学」は水平線より上の部分の学問。「地質学」は水平線より下の部分の学問。だそうで、なんだか納得。
じゃあ「地球惑星学」は?については、みなさんぜひ今度秋山先生にお会いしたらお尋ねください(笑)
続いて日本が持つ宇宙技術について。日本は世界有数の宇宙技術大国なのをご存知ですか?独自技術でロケット開発に成功したり、史上4番目の衛星打ち上げ国だったり。衛星の打ち上げ数も世界第3位(現在は中国が3位かもしれませんが)なんだそうです。
が、宇宙にたくさんあげられている世界の商用の静止通信衛星のうち、日本のものはたった1つなんだそうです。こんなに宇宙の研究がされているのに、産業とはうまく結びついていないようです。残念。
そして「缶サット」や「バルーンサット」などのお話のあと、ついに登場。
「超小型衛星研究開発事業」のお話。ここで「RAIKO」が話題にのぼります。
「きぼう」からの超小型衛星放出実証ミッションについてお話くださいました。いよいよ日本時間28日未明に宇宙へ放出される「RAIKO」。どうなっていくのでしょうか?今後のお話も定期的にお聞きしたいですねw
ちなみにこの日は「RAIKO」放出直前!ということで、NHK和歌山の取材が入っていました。
宇宙カフェ終了後、インタビューをうける秋山先生。
放送は明日9月27日(木
さて、次回の宇宙カフェは10月29日(月)。
テーマは「火星旅行を真面目に考えてみる」で、中串孝志准教授(宇宙教育研究所/観光学部)がナビゲーターを務めます。