5月20日(火)の宇宙カフェ☆
公開日 2014年05月20日
通算33回目、今年度初の宇宙カフェを5月20日に開催しました。
今回、ナビゲーターには特別ゲスト、廣井孝弘先生をお迎えしました。
廣井先生は、米国ブラウン大学地学科惑星地質上級研究員です。
普段はアメリカで研究されているのですが、日本に帰国しており和歌山での用事があるとのことで、宇宙カフェも行っていただけることになりましたヽ(=´▽`=)ノ
お話のテーマは「はやぶさ計画で日本の国益を守った私の戦い」
みなさん、はやぶさを覚えていますか?
2003年に宇宙に飛び立ち、小惑星イトカワのサンプル採取をし、その後7年かかった2010年に地球に帰ってきた小惑星探査機です。
和歌山大学でも、宇宙教育研究所のスタッフが帰還する映像を撮影しに行きました。
廣井先生はこのはやぶさ計画に共同研究者として携わり現場を見てきた方です。
廣井先生の研究のお話はなかなか難しかったのですが、
(先生自身も、これがわかれば科学者レベルですというくらい)
先生がなぜこの惑星科学の分野に進み、アメリカで研究し、
はやぶさ計画やかぐやなどのプロジェクトに参画しているのか、
先生のこれまでの人生というか経歴を聞くのがとてもおもしろかったです。
廣井先生の話を聞いた中学生からは、「大変だけど、自分の好きなことを追い続けるって面白いと思った」との感想をもらいました。
廣井先生、貴重なお時間をありがとうございました!
また、今回会場提供してくださった「ストロベリーハート」さん、ありがとうございました。
(バームクーヘンがとても美味しかったです!)
さて、次回はなんと5月24日(土)!
和歌山大学が代表機関を務めるUNIFORMプロジェクトの第1号衛星が、種子島から打ち上げられるHⅡAロケット「だいち2号」に乗って宇宙へ飛び立ちます。
その様子をみんなでパブリックビューイングしたいと思います。
まだ若干名席があいていますので、ご興味のある方はお早めにお申込みください!
それでは次回もお楽しみに☆