11月の宇宙カフェは10年後の宇宙ミッションを考える。
公開日 2014年11月27日
11月27日、今月2回目の宇宙カフェを開催しました。
ナビゲーターは観光学部准教授で宇宙教育研究所副所長でもある中串孝志先生。
テーマは「あなたが作る「宇宙ミッション・来たる10年」ロードマップ」
宇宙ミッション?ロードマップ?なんだか難しそうな感じ…
というわけで、まずは中串先生に宇宙ミッションについてお話していただきました。
宇宙ミッション関連のニュースって結構あったのご存じですか?
大きいものから小さいものまでいろいろありますが、最近では、だいち1号とUNIFORM-1打ち上げ成功やUNIFORM-1が御嶽山撮影に成功など、和歌山大学関連のものあります。
そのほか、民間ロケット「アンタレス」の打ち上げ失敗、ロゼッタの子機のPilaeが彗星に着陸成功、火星行き宇宙船のデザインで慶応大院生が優勝、惑星命名キャンペーン開始……などなどたくさんありました。
(個人的には惑星命名キャンペーンが気になるところ)
こういう宇宙ミッションは誰が考えて、どう実行しているの?って思いますよね。
内閣府やJAXA、そのほか実際にモノをつくる民間など多くの人たちの協力によってミッションは遂行されています。
今回はいろんな事例を参考にしつつ、2つのグループに分かれて「こんなことができたらいいなぁ」「あの惑星を調査していみたいなぁ」という夢をベースに、宇宙ミッションを考えてみました。
こちらのグループは木星の衛星「イオ」の生命探査を計画。
イオにある火山から噴火する塵や灰を採取し分析するそうです。
一方こちらのグループは、木星、月、土星、火星…などなどいろんな案がでましたが、最終的には月を二足歩行のロボットが歩いて旗を立てるミッションを計画していました。
最後には計画書を書いて、それぞれのグループ代表が計画を発表。
いろんな年代の人たちが宇宙に対する希望を話し合ってとても楽しそうでした!
話題提供くださった中串先生、ありがとうございました!
さて、次回は宇宙ミッションの一つ「アルマ望遠鏡」のお話を、和歌山大学観光学部からお送りいたします。
年末で忙しい時期ですが、ほんのひとときお楽しみいただければと思います。