【きのかわFUTURE DESIGNプロジェクト】紀の川市ふるさと納税返礼品「~想いを詰めて~大学生がお届けする紀の川お野菜まごころ便」の受付開始!
公開日 2023年12月06日
本学と紀の川市の協力により令和5年9月に「きのかわFUTURE DESIGNプロジェクト(担当教員:藤田和史経済学部准教授)」がスタートしました。
本プロジェクトは、地域で活動する方々や企業の方々・紀の川市職員の方々と、大学生の斬新な視点や柔軟なアイデアとの結びつきや対話により、人と人との化学反応を誘発しながら、このプロジェクトに関わる「大学生」と紀の川市の「人」や「資源」がつながり、ゆくゆくは、持続可能な産業・事業を共創することを目指しています。
プロジェクト開始にあたり、まずは9月28日と29日には、紀の川市に1泊2日で滞在し、フィールド調査やグループワークを行いました。3チームに分かれ、それぞれに「フードロス」、「パラグライダー×古民家」、「若者と農家のマッチング」を題材に、大学生の視点で課題解決策を考えていくことになりました。
その後、3チームがチームごとに、紀の川市の担当者のコーディネートにより、地域の方々・企業の方々と対話を行い、紀の川市の地域課題解決に向けて調査等を行っております。
その中の1チームは、野菜の廃棄率の削減やフードロス問題に対する意識向上を目指し、紀の川市の野菜をふるさと納税の返礼品にする取組を開始することになりました。
例年1月になると、旬を迎える白菜やほうれん草といった野菜が増えますが、生産量が増えすぎて消費量が追い付かずにフードロスに繋がるという課題があります。このフードロス問題を解決し、地域の魅力向上にも繋げるため、「ふるさと納税の返礼品」に着目しました。そこで、どんな野菜が返礼品であったら嬉しいか等の質問を含む、野菜を購入する際の意識調査や、野菜の返礼品に大学生である自分達がどのような付加価値を提供することができるかといった調査に基づく考察を行い、JA紀の里の全面的な協力をいただいて、紀の川市ふるさと納税返礼品の出品を企画提案しました。
そしてこの度、JA紀の里の食育ソムリエのご協力のもと、「野菜の豆知識付きカレンダー」を同封した紀の川市ふるさと納税返礼品「~想いを詰めて~大学生がお届けする紀の川お野菜まごころ便」の受付が開始することになりました。
※詳細はこちら【楽天市場・紀の川市ふるさと納税】
https://item.rakuten.co.jp/f302082-kinokawa/10001508/
返礼品の企画の様子
11月4日に、JA紀の里 ファーマーズマーケットめっけもん広場と南紀白浜マリオットホテルの2か所で、野菜を購入する際の意識調査や、返礼品にどのような付加価値を提供することができるかというシールアンケートを行いました。
11月29日に、JA紀の里 ファーマーズマーケットめっけもん広場にて、食育ソムリエの井出口さんと直売課の井谷さんに、野菜の豆知識について教わりました。
実際に野菜を箱に詰めながら、野菜のサイズや梱包方法、箱サイズについて学び、返礼品の企画を考えました。
きのかわFUTURE DESIGNプロジェクトの今後の動き
来年2月には、それぞれのチームが、紀の川市役所にて地域課題解決策の提案発表を行います!