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インタビュー:萩山さん

ナノマテリアルクラスタ 
博士前期課程 萩山祐里奈さん

化学系に進学した先輩をご紹介します。大学生活では、実験や後輩への指導などで忙しい毎日を過ごされています。研究以外に取り組んでいることも聞いてみました。(2016年1月作成)

2015年3月 学部卒業(精密物質学科)
所属研究室:ソフトマテリアル設計研究室

 

化学系に進んだ理由を聞かせてください。

大学受験のときにナノテクノロジーという言葉に惹かれて学科選択しました。私の所属する精密物質学科は物理と化学を学ぶことができますが、3年次の研究室配属のときに自分の興味のある研究室を選ぶと化学系になっていました。(笑)

大学院に進んだのはなぜですか?

自分の研究内容を深く追求していきたいと思ったことが一番大きな要因です。また、それと同時にせっかく理系に進んだので、理系の職種に就きたい気持ちが大きく、大学院に進学し、研究や勉強を通して、自分の可能性を広げたいと思いました。

学部と大学院とでは、どのようなところに違いを感じますか?

学部時代は先生に与えられたことを実行することに時間を費やしていましたが、大学院生になってからは、自分の研究について自ら考え、実験するかを求められると思います。また後輩の指導についてもどう教えれば彼らは理解でき、今後彼らのためになるのだろうと考えて教えるようにしています。後輩が多くなると言う点ではそういう心遣いも必要になってくるのではないかと思います。

印象に残った実験や講義など教えてください。

2回生の物理学実験は、多くのデータ処理と慣れないPC作業で、多くの時間を費やした覚えがあります。そのころ、日中は部活をしていたため、夜中にPCの前でレポート作成に追われることもありました。しかもレポートの締め切りが3日後だったので、なおさら時間をとることが辛かったです。もう少し要領よく作業できれば時間をかけずにできたと思いますが… 今となればいい思い出です。

研究以外に取り組んでいることや、興味のあるものはありますか?

学部時代に硬式庭球部に所属していたこともあり、休日は地元のテニスクラブでテニスをしています。テニスは生涯スポーツということもあり、年齢層は様々で、70才を越えた人までいます。テニスを通して他の年代の人とコミュニケーションをとることはとても面白いです。理系文系の幅を越えて社会人の考え方や化学に携わっている方もいて、テニスだけでなくいろいろな人の意見を聞き、勉強させていただいています。

後輩(理系女子)に向けてメッセージをお願いします。

やりたいことをやるのが一番です。自分のやりたいことに取り組んでみてください!困ったときは必ず助けてくれる人がいるはずです。一緒に頑張りましょう!!

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