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インタビュー:平林さん

コミュニケーション科学クラスタ 
博士後期課程学位取得 平林真衣さん

東京大学大学院医学系研究科医療AI開発学講座でコミュニケーションを支援するための研究などに携わっておられます。
(2021年4月作成)

2011年3月 学位取得(コミュニケーション科学クラスタ)
所属研究室:コミュニケーションデザイン研究室

 

大学院の博士後期課程修了後、大学の研究員や講師として、自然言語処理などの情報技術の応用により、コミュニケーションを支援するための研究などに携わっています。

大学入学時は大学院への進学は全く考えていなかったのですが、研究室配属後、研究活動の多様さや面白さに触れ、もっと研究を続けたいと考えるようになり、進学することを決めました。経済面については、学内のリサーチアシスタント制度や、学外の研究奨励金などを受けることができ、大きな負担なく研究に専念することができました。

在学中は、異言語間のコミュニケーションにおいて情報技術を活用する手法についての研究をしており、現在も在学時の研究手法などを活かして研究を進めています。また、在学時には学外組織との共同研究や学会発表などの機会にも恵まれ、その経験が、多様な専門分野の研究者と共同研究を進める機会の多い仕事環境においても活きていると感じています。

進学後の進路は狭き門であることも多いですが、社会には専門性を持った人材が必要とされる場面が多々あります。進学して自身の専門性を突き詰めれば、誰でも活躍できるチャンスがあると思いますので、「研究」に面白さを感じており、やりたいことが明確な方は挑戦してみる価値はあると思います。

 

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