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インタビュー:西澤さん

デザイン情報学科 西澤菜月さん

ご紹介する西澤さんは、2015年10月から販売されている純米酒「幸村出陣」のラベルデザインを手がけました。
戦国時代の武将・真田幸村公は、関ヶ原の戦いの後、和歌山県の九度山町で過ごした地として知られています。その没後400年にあたる今年、和歌山県酒販協同組合連合会と和歌山県酒造組合連合会の共同企画として、記念の日本酒と焼酎を作ることになりました。
そこで、地域振興・活性化のため、デザインシステム計画研究室の西澤さんたちがボランティアとしてラベルデザインを担当しました。
また、テレビやラジオの番組にも出演し、日経ニュースや新聞等でも紹介されました。
そんな大活躍の西澤さんにラベルデザインのことや、学生生活について聞いてみたいと思います。
2016年4月からは、和歌山大学大学院システム工学研究科に進学され、研究活動を続けられます。(2015年11月)

2012年4月 学部入学(デザイン情報学科)
所属研究室:デザインシステム計画研究室
システム工学部 お知らせ記事
和歌山放送ニュース(当該記事)
和歌山大学 大学案内2017(PDF)

 

日本酒のラベルデザインをされたとのことですが、工夫した点や苦労した点など教えてください。

実際に販売される商品のデザインを行うのは初めてだったので自分の感覚だけで制作するのではなく、統計学を用いて既存製品の傾向調査を行ったり研究室の先生やメンバーの方にアドバイスをもらったりし、よりよいものが作れるように工夫しました。
結果として戦に出陣する真田幸村の勇ましさを感じれるような華やかなラベルを制作できたんじゃないかなと思っています。

これから挑戦してみたいことはなんですか?

いままでは特にデザインについての勉強に力を入れてきたので、これからは情報技術の勉強にも頑張って取り組んでいきたいです。具体的には研究やコンペの作品制作を通して実践的に勉強していこうと思います。

システム工学部デザイン情報学科を選んだ理由はなぜですか?

私は昔から人を楽しませることが好きで、将来は人に「面白い!」と思ってもらえるようなものをつくりたいと思っています。また「面白い!」というものを生み出すには幅広い知識と技術が必要なのではないかと考えていて、様々な内容を学ぶことができる大学を探していました。その中で和歌山大学システム工学部デザイン情報学科を知りここでなら夢を実現する糧となるようなことを学べるのではないかと思い入学を希望しました。

デザインに興味をお持ちだと思いますが、そのきっかけのようなものがあれば教えてください。

きっかけは小学5年の時にクラスの学級新聞を作る係りになったことです。自分の作った学級新聞を見たクラスメイトが「面白い」といってくれたり、担任の先生がきれいにできているからと印刷して保護者の方に配ったりしてくれました。そのことがとても嬉しかったため、もっと上手に作ろうと雑誌や広告を意識して見るようになりデザインに興味を持ち始めました。

印象に強く残った講義や実習等はありますか?

強く印象に残った授業は2年前期の「デザイン制作」という授業です。この授業では制作する製品の市場調査・企画書制作・デザイン制作・ポスター制作・プレゼンを行います。
オープンキャンパスの授業紹介でこの授業を知り入学前から受けたいと思っていたということと、PBL型インターンシップとして和歌山県内の企業の方と共同で商品企画を行うことができたということから最も印象に残った授業になりました。

後輩(理系女子)に向けてメッセージをお願いします。

個人的な印象なんですが理系女子はさばさばした子や個性的な子が多く毎日すごく楽しいです。みなさんもそんな理系女子の一員として毎日を楽しんでください!

 

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