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システム工学部について

情報関連技術の急速な進展に伴う社会構造の革新に対応し、新たな産業を創出する工学をめざすため、システム工学部は、2023年4月に、従来の10メジャーから、3領域8メジャーへと変わります。

新しいシステム工学部の大きな特徴は以下の3点です。

  1. 情報の基礎・応用教育をベースに、3領域8メジャーからなる高度な専門教育
  2. 各自のキャリアプランに応じた複合領域について学ぶことのできるダブルメジャー制
  3. より高度な専門知識と技術を実践的に身に付けることができる6年制も選択可能

学部紹介ポスター

学部長あいさつ

2023年4月、3領域8メジャー制に変わります!

近年、科学技術の急速な発展に伴い、さまざまな工業技術が高度化・専門化してきました。また一方で、複数の専門分野の成果を複合的・横断的に応用することが、新しい技術開発や地域産業の再生につながるようになってきました。つまり、現在社会において、「高度な専門性」と「複数の技術領域を見通す力」の両方が求められています。このような産業界や社会の要請に、より柔軟に対応できるように、システム工学部では、2015年4月に、それまでの5学科を1つの学科(システム工学科)に統合し、10の教育研究課程(メジャー)を設けました。これにより、学生自らが将来を志向し、各自の興味や資質に見合った2つのメジャーを主体的に選択すること(ダブルメジャー制)でコースを構成し、複数の専門分野を学ぶことができるようになりました。

さらに将来に目を向けると、情報関連技術を基盤とする先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れ、経済発展と社会的課題の解決を両立していく新たな社会であるSociety5.0に対応できる工学人材を創出することも求められるようになってきています。

これを受けて、システム工学部では、将来にわたる技術動向を精査して、2023年4月に、メジャーを3つの大きな専門分野の括り(領域)に分類し、これまでの10メジャーを8メジャーに再編します。主な特色として、情報教育を重視し、更なる充実を図るとともに、システム工学科で共通化します。これにより、専門分野にかかわらず、情報技術をベースとした広範かつ柔軟な専門性を養うことができます。

また、2年終了時に、学部のみの4年制に加えて、学部から大学院博士前期課程までの一貫教育である6年制に進む選択も可能とします。6年制では、より高度かつ実践的な専門教育を行うことにより、複数の専門技術を有機的に融合させて課題の解決に導く能力を培うことができます。なお、再編後もこれまでどおり、ダブルメジャー制によって、領域にとらわれずに複数の専門分野について学修することができます。

システム工学部長

野村 孝徳