2021年度は「AI中級コース」と「次世代経営向け先端技術学習コース」の2コースを開設します。
AI中級コース
担当講師
システム工学部 知能情報学メジャー 准教授 松田 憲幸
コースの目的
現在世界的に技術開発が進んでいるAI技術の基礎を踏まえ、深層学習アプリの体験とPythonのプログラミングを学びます。
習得できる知識・技術・能力等
人工知能の基礎的な原理の理解を踏まえ、実際にPythonの文法を学習するとともに、動かし方を通して対象を定式化してプログラムを駆使する能力を身に付けます。
教育内容
人の知性と、機械の振る舞いとの関係を考察し、人の活動の定式化による人工知能システムの設計について実践的に学習します。人工知能に使われるアルゴリズムの処理と特徴について、基本知識と概要を理解すると共に、Pythonの文法を学習します。その後、簡単なプログラムを実際に設計します。
教員からのメッセージ
次世代経営向け先端技術学習コース
担当講師
経済学部 経済学科 教授 足立 基浩
システム工学部 社会情報学メジャー 講師 伊原 彰紀
システム工学部 機械電子制御メジャー 講師 土橋 宏規
和歌山大学理事/研究グローバル化推進機構長 惠下 隆
コースの目的
本コースでは、激変する社会・経済環境について読み解くとともに、これから生産性を高めていく際に重要な取組となる「データサイエンス」「ロボット技術」の基礎と事例、および「産業構造の変化」の学習を通じて、先端技術をこれからの経営へ生かす可能性や方法について学びます。
習得できる知識・技術・能力等
社会・経済環境の大きな変化を読み解き、先端技術(AI・データサイエンス・産業用ロボット)の可能性を理解し、これからの経営で先端技術を活用するための知識を身に付けます。
教育内容
和歌山県内の主に経営者・経営幹部・次を担う幹部候補生を対象として、変化が激しい社会・経済環境を読み解くポイントや見極めていく方法について議論します。そして、これから生産性を高めていく際に重要な取組となる「データサイエンス」の基礎と事例データの活用方法、および「ロボット技術」の実用として産業用ロボットや組み立て用ロボットの事例を学びます。また、労働集約型産業から知識集約型産業への転換に伴う働き方についても考えます。
コース全体のまとめとして、先端技術を経営に生かすための考え方や視点について議論します。