本廣多胤さん:情報処理学会 第26回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ(DPSWS2018)にて奨励賞とベストカンバーサント賞を受賞

公開日 2018年11月09日

 

2018年11月7日〜9日に佐賀県川上温泉峡にて開催された第26回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ(DPSWS2018)において、本廣さんの研究発表に奨励賞が授与されました。また、本廣さんには、最も優れた質疑を行った方に授与されるベストカンバーサント賞も授与され、ダブル受賞となりました。

  • 受賞者: ネットワーク情報学メジャー 吉廣研究室 本廣多胤さん
  • 学会名: 第26回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ(DPSWS2018)
  • 論文タイトル名: 「農業センサデータに基づいたトルコギキョウの個体損失の確率モデリング」
  • 著者: 本廣多胤(和歌山大学)、花田裕美(和歌山県農業試験場暖地園芸センター)、吉廣卓哉(和歌山大学)
  • 表彰名: 奨励賞、ベストカンバーサント賞

※ベストカンバーサント賞は論文とは無関係に個人に対して授与される賞です。

 

(論文概要)

農業者の高齢化が進む中、農業センサを用いた農業の効率化が求められている。本研究では、和歌山県農業試験場団地園芸センターと共同で、冠婚葬祭に使える装花として注目されているトルコギキョウの効率的栽培技術の開発に取り組んだ。組合せ的に試験区を設計した上で農業センサを用いて栽培環境を経時的に測定した。トルコギキョウではロゼット化やブラスチングと呼ばれる個体損失が栽培上の問題となるが、得られたデータを用いて確率モデルを構成し、個体損失の発生確率を推定する手法を提案した。

 

第26回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ(DPSWS2018) 表彰一覧