公開日 2016年11月17日
11月16日(水)に、システム工学部精密物質学科の主催で、システム工学部B棟を会場として、和歌山化学工業協会との交流会を開催しました。これは、同協会に加盟する各企業に自社の業務内容をご説明いただくことで、教員との共同研究や学生の就職活動の参考となる情報交換を行うことを目的としており、毎年11月に開催しています。
12回目の開催となる今年は、企業9社の関係者をはじめ、学生・教職員合わせて約150名の参加がありました。
はじめに、竹田純久和歌山化学工業協会会長からご挨拶をいただきました。その中で、和歌山は、わが国で初めて工業規模での化学合成が始まった地であり、現在でも、化学工業が、和歌山の主要な産業であるという説明がありました。続いて、各企業の研究者や担当者が、それぞれの企業の概要や研究開発業務について発表しました。参加者は、発表者の詳しい説明に熱心に耳を傾けていました。なお、発表者のうち5名は、本研究科ならびに本学部の卒業生であり、いずれも研究職として第一線で活躍しています。
その後会場を移し、懇親会が開かれました。企業ごとにブースを設置し、その担当者と学生とが直接会談をしました。お菓子を食しながらの和やかな雰囲気の中でも、説明を聞く学生の目は真剣そのものでした。ブースには次々と学生が訪れ、盛んに質問を行う様子が見受けられるなど、とても有意義な交流会となりました。