文部科学省・榎本剛参事官の本学訪問に際して、取り組みの紹介を行いました

公開日 2016年02月16日

去る2月5日、文部科学省の榎本参事官、遠藤事務官が和歌山大学を訪問し、本年度より新体制となった瀧寛和学長ほか新理事らとの懇談の後、第3期に向けて推進している各取組、附属施設を視察しました。

今回、取組として、システム工学部の2分野を紹介しました。

まずは、中嶋秀朗教授が、今年スイスで開催される義体オリンピック「サイバスロン」第1回大会出場に向けたパーソナルモビリティビークル(電動車椅子)の開発現場を紹介し、傾斜面や3段ステップなどさまざまなコースをクリアする最新機の性能を披露しました。また、ビッグデータの分野から、宮部真衣講師が「Rumor Cloud(訂正パターンに基づく誤情報の収集と拡散状況の分析システム)」を、吉野孝教授が「M3(エムキューブ:多言語医療問診システム)」をそれぞれ説明しました。

サイバスロン出場に向け開発が進む電動車椅子(中嶋教授)

ビッグデータを使ったアプリの紹介(宮部講師)

医療機関に導入済みのアプリ「M3」(吉野教授)