災害科学に関する教育研究機能の強化の一環として開発した常時利用型災害時支援システム「あかりマップ」がNHKの番組で紹介されます

公開日 2015年11月20日

災害科学に関する教育研究機能の強化の一環として、デザイン情報学科コミュニケーションデザイン研究室ほか、学部内の学科・分野の枠を超えた複数の研究室で開発した常時利用型災害時支援システム「あかりマップ」が、NHK総合テレビのニュース・情報番組「あすのWA!」(月曜から金曜、午後6時30分から放送)で紹介されることになりました。

2011年に発生した東日本大震災をきっかけとして、ネットワークや情報技術を用いたサービスが数多く開発されました。しかし、普段使い慣れていないサービスや機能を、緊急時にいきなり利用するのは困難です。さらに、旅行や出張先など普段行かない場所では、例えば避難所も分からないなど、災害にすぐに対処できない可能性が高くなります。

そこで、これらの問題を解決するため、日常的に利用できるシステムとして「あかりマップ」を開発しました。

「あかりマップ」は、日常的に利用することで、自分の居住地域でも出先でも避難支援情報を受け取ることが可能な、Android携帯用のアプリです。ここで、避難支援情報とは、避難所の位置や食糧のある場所など、災害時の避難支援に役立つ情報のことを指します。そして、受け取った避難支援情報は、地図画面とウィジェット画面に表示されます。さらに、避難支援情報を登録することもできます。

「あすのWA!」の11月25日(水)の放送で、この「あかりマップ」が取り上げられることになりました。