河原英紀名誉教授の発表が、情報処理学会チャンネルでライブ中継されます

公開日 2015年10月26日

ロンドンのGoogleで、客員研究員として8月から音声関係の研究をされている(注1)河原英紀名誉教授が、11月7日(土)・8日(日)に金沢にて開催される情報処理学会 第109回音楽情報科学研究会の特別企画「これからの歌声合成」のパネラーとして登壇し、さまざまな大学・企業・研究所の方とともに、教授ご自身のこれまでの研究と将来への展望をお話しされます。

この企画の模様は、インターネットを利用した研究発表のライブ動画中継として、11月8日(日)13:00から15:00まで、情報処理学会チャンネル( http://ch.nicovideo.jp/ipsj/ )で配信されるとともに、アーカイブされます。

専用ソフトウエアの普及により、歌声合成は身近な音楽情報処理技術となりました。また、技術の発展により、多様な歌声が合成できる可能性が示されつつあります。しかし、歌声合成で表現できる歌声の表情(声質や歌い回しなど)は、実際の人間の歌声に比べると、ごく限られた範囲に過ぎません。

この特別企画は、様々なアプローチで歌声研究に取り組む研究者が集まり、各人が考える理想の歌声合成に必要な研究・技術等について紹介・議論を行うことで、「これからの歌声合成」について考えることを目的としています。