本多友常教授の最終講義が行われました

公開日 2013年02月16日

本年度末をもって定年退職されます、本学科建築設計研究室の本多友常教授の最終講義が平成25年2月16日(土)に行われました。 当日は100名を超える卒業生、在校生、大学関係者、また先生のお仕事でご縁のあった方々にお集まりいただき、先生の学生時代のコンペのお話に始まり、和歌山大学に赴任した後の本学観光学部棟の設計、高野口小学校の改修などのお話をご講演いただきました。

 

先生は1998年に本学科教授として着任され、民間企業設計部でのご経験を活かされ、学科及び本学の発展にご尽力いただきました。 特に、2003年の大阪駅北地区国際コンセプトコンペでは、世界的な建築家が応募する中、教育の一環として学生とともに作成した案が佳作に入賞いたしました。教育活動、学内委員の活動のみならず、本学観光学部校舎の基本設計をはじめ、学内に有形無形の成果を残されています。また、地域貢献として、田辺市上秋津の小学校改修(秋津野ガルテン)、有田川町の公共施設など、和歌山の建築文化の水準を大きく押し上げる設計研究活動をされてきました。特に橋本市立高野口小学校の改修では、保存運動、調査研究活動、さらに設計、改修工事とすべてを統括され、その活動は和歌山大で活躍された時間の半分以上に及んでおります。

 

  • 日時:平成25年2月16日(土)午後3時〜午後4時45分
  • 場所:システム工学部B棟101講義室
  • 題目:「40年間の建築活動から学んできたこと」