和歌山大学システム工学部と株式会社島精機製作所のインターンシップに係る協定書の締結式を行いました

公開日 2017年03月27日

3月23日(木)に、株式会社島精機製作所ハイビジョンホールにおいて、「和歌山大学システム工学部と株式会社島精機製作所のインターンシップに係る協定書」を締結しました。本学部からは、伊東千尋学部長と宗森純評議員(次期学部長)が出席しました。

この協定は、学生の持つ創業者としての資質を開花させ、和歌山県の産業育成の一助となることを目的としたもので、和歌山大学システム工学部と株式会社島精機製作所とが互いに協力してインターンシップを実施します。また、和歌山県は、インターンシップに参加した学生が将来県内で創業しようとする際には、その支援を行う立場で、立会人として署名しました。

本協定に基づくインターンシップは、通常の就業体験型のものを第一段階として、その参加者の中から若干名に対して、第二段階として、より高度で実践的な内容のものを実施します。

式の中では、株式会社島精機製作所の島正博社長から、ものをデザインする「感性」、デザインしたものを作るための「技術」、そして販売するための「経済性」の3つを身につけた学生を育て、その創業支援を目指したいという想いが述べられ、この協定に基づくインターンシップに期待がよせられました。

本学は、文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に採択され、「わかやまの未来を切り拓く若者を育む“紀の国大学”の構築」プロジェクトに取り組んでいます。伊東学部長からは、同プロジェクトと関連し、システム工学部だけでなく全学にもこの取り組みを展開できればとの話がありました。