受賞しました!~ 2025年度観光学術学会学会賞 著作奨励賞(鍋倉咲希講師)
公開日 2025年07月08日
2025年7月5日(土)、6日(日)に琉球大学 千原キャンパスにて観光学術学会第14回大会が開催されました。
その中で、本学教員である鍋倉咲希講師の著作『止まり木としてのゲストハウス――モビリティと時限的つながりの社会学』(晃洋書房、2024)が、2025年度の著作奨励賞を受賞しました。
本書は東南アジアの日本人向けゲストハウスにおける丹念なフィールドワークの成果をもとに、旅先で築かれる一時的な関係性が、現代社会においていかなる社会的意味を有するのかを社会学の観点から検討したものです。
[講評からの抜粋]
総じて、他分野にわたる学術的な潮流を堅実かつ的確に踏まえて、参与観察に基づきゲストハウスで生起する観光者の時限的つながりの諸相を読み解いた本書は、観光学研究のすそ野を広げ発展させる力作であり、本学会の著作奨励賞の授与にふさわしい作品である。
書誌情報および講評の詳細は、下記をご参照ください。
関連HP
書誌情報:鍋倉咲希 著『止まり木としてのゲストハウス――モビリティと時限的つながりの社会学』(晃洋書房)
【受賞】『止まり木としてのゲストハウス』 第14回観光学術学会著作奨励賞(晃洋書房のHPに移動します)