A013 ダイナミック光散乱光度計
規格:大塚電子(株) DLS-8000DL
概要:動的光散乱(DLS)法と静的光散乱(SLS)法による高分子や分子集合体を含む溶液の測定に使用できます。動的光散乱法では、溶液中に存在する高分子や分子会合体の流体力学的半径と、それに関係する情報が得られます。また、静的光散乱法では、分子の回転半径も測定できますが、高分子・コロイド試料の分子量の測定の標準的な測定法であり、106を超える高分子量試料の絶対分子量測定が可能です。光源はHe-Neレーザー(測定波長 633 nm)であり、動的光散乱法により粒子径3 nm〜7,000 nm、静的光散乱法により回転半径 20 nm〜1,000 nm、第二ビリアル係数 -1 x 10-4〜20 x 10-4 mol cm3 g-2の測定が可能です。測定温度範囲は5〜90℃。
付帯条件:溶媒等については利用者が準備すること。使用後は必ず元の設定に戻しておくこと。
注意事項: