日本での生活を始める上でとても大切な手続きになります。渡日後、すぐに市役所へ行き、手続きを行いましょう。
住民登録
日本に3か月を超えて滞在する外国人は、転入した日から14日以内に、市役所で「転入届」の手続きを行い、住民登録をする必要があります。手続きを行うことで、その地域に居住していることを証明する住民票が作成されます。日本に到着したら、以下を持参し、市役所で「転入届」の手続きをしてください。
【必要なもの】
・パスポート
・在留カード
この住民登録を行わなければ、市役所での他の手続きを行うことができませんので注意してください。
市役所の手続きが完了したら、所属学部に報告するとともに、在留カードを持参して、国際交流課窓口に必ずお越しください。
国民健康保険
在留資格「留学」を持ち、住民登録をする外国人は、国民健康保険に加入する必要があります。(日本人の配偶者等で、他の医療保険制度(健康保険組合、共済組合等)の被保険者となっている場合は、国民健康保険に加入する必要はありません。)
国民健康保険に加入すると保険証が1人に1枚発行されます。保険証は紛失しないよう大切に扱ってください。医療機関で診療又は薬剤を受け取るときに、保険証を提示すると、医療費の70%が控除され、30%の支払いで診療又は薬剤を受け取ることができます。病院に行くときは、忘れないように「国民健康保険証」を持って行ってください。
①加入手続き
渡日から14日以内に市役所で手続きを行います。以下を持参し、手続きを行ってください。手続きが遅れた場合は、入国日や転入日までさかのぼって加入することになります。
【必要なもの】
・パスポート
・在留カード
②保険料
毎月の保険料は、アルバイトの所得や家族の人数によって支払額が異なります。加入手続きをした後、納付書が住居に郵送されますので、銀行・郵便局・コンビニエンスストアなどで保険料の支払ってください。口座振替でも支払いができます。
国民年金
日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人は、原則国民年金への加入が必要になっています。手続きは渡日から14日以内に市役所で行います。手続き後、住民登録で届け出た住所に「年金手帳」が郵送されます。
①加入手続き
渡日から14日以内に市役所で手続きを行います。以下を持参し、手続きを行ってください。手続きが遅れた場合は、入国日や転入日までさかのぼって加入することになります。
【必要なもの】
・パスポート
・在留カード
・学生証(「学生納付特例制度」、「保険料免除・納付猶予制度」に申し込むために必要です)
②学生納付特例制度(保険料免除・納付猶予制度)の申請
保険料の納付が困難な学生のうち、国民年金保険料の納付が猶予される制度があります。正規学生には在学中の保険料の納付が猶予される「学生納付特例制度」、非正規学生(特別聴講学生や研究生等)には「保険料免除・納付猶予制度」があります。国民年金への加入手続と同時に、これらの制度への申請を行いましょう。なお、申請には学生証の提示が必要です。また、申請は原則、毎年行う必要があります。
マイナンバー
日本に住んでいる人は、国籍を問わず、住民票が作成される際に、一人ひとりに12桁のマイナンバーが附番されます。マイナンバーの通知(通知カード)は、住民票が作成されてから2~3週間後に郵便で届きますので、大切に保管してください。これはとても大切な個人情報になります。自分のマイナンバーを他人に教えたり、他人のマイナンバーを聞き取ったり書き留めたりすることは禁止されています。自分のマイナンバーを他人に悪用されないように注意してください。希望する人は写真付きのマイナンバーカードを申し込むこともできます。