データ関連人材育成プログラム関西地区コンソーシアム(大学院生・社会人対象)
概要
企業や大学等が連携して、我が国が第4次産業革命を勝ち抜く上で求められるデータ関連技術(AI、IoT、ビッグデータ、セキュリティ等)を高度に駆使する人材(高度データ関連人材)を発掘し、関連する知識・スキルの習得に加えて、キャリア開発、活躍の促進を一貫して行います。
具体的には以下の取組により、データ利活用社会のエコシステム構築への貢献を目指します。
- データ関連人材の雇用を希望する企業と大学・研究機関等がコンソーシアムを形成
- 博士課程学生(修士課程、社会人も含む)を対象に、インターンシップやPBL(Project-Based Learning:課題解決型学習)等の実践的な研修プログラムを開発・実施することで、各々の専門性を有しながら、データサイエンススキルを習得し、キャリア開発を支援
データ関連人材育成プログラム(HRAM)参加申込について
- HRAM学生会員(年会費1万円が必要)に入会すると、HRAMの各開講コースを受講可能となります(コース開講科目表、申込はこちらを参照してください)
受講者がデータ関連知識・スキルを習得できる網羅的教育プログラム
A:データサイエンス基礎コース
ビジネス創出や社会問題解決において、課題設定、データサイエンス全体俯瞰能力向上、データ収集・統合、データ分析、データ解釈の能力を身につける座学講義。各大学のプログラムを相互補填・連動して提供
(座学、e-Learningにて提供。e-Learning教材のダイジェストコンテンツはこちらです。)
<修了証>HRAM入会期間中にAコースを修了した受講生には、「データサイエンス基礎コース修了証」が発行されます。複数年で修了の場合も対象となります。
B:データサイエンス実践コース
オープンデータ・企業が公開するデータを活用した問題解決型(実践型)PBL、インターンシップ、共同研究型研修(実習)プログラム。(各大学にて開講)
本学では、株式会社オークワ、株式会社紀陽銀行より、匿名化した実習用データの提供、株式会社サイバーリンクスより演習用大規模計算機環境の提供、ワークショップにおける指導助言等の協力を受け、以下の授業を8月、9月にそれぞれ開講します。
講義では、企業担当者へのインタビューを通じて、業務内容の理解、課題の設定および必要なデータについて議論します。また、対象となる企業において、データマイニングを用いることによって提供可能となる、価値のあるビジネスモデルについて議論します。
企業担当者へのインタビューをもとに、1グループ4名程度で、企業担当者も交えたワークショップ形式で発表会を実施します。
これらを通じて、ビジネス力、データサイエンス力を併せ持つ人材を育成します。
<修了証>HRAM入会期間中にAコースおよびBコース科目を修了すると修了証が交付されます。複数年で修了の場合も対象となります。
本学開講Bコース科目(本学学生及び連携校学生(特別聴講学生)については、下記科目についての受講料は無料です。各大学の教務担当係への受講申請にて申し込んでください)
「実践的データマイニング1」(シラバス)
協力:株式会社オークワ、株式会社サイバーリンクス
- 【参考】2019年度Bコース開講科目「実践的データマイニング1」(和歌山大学、株式会社サイバーリンクス、株式会社オークワ)
「実践的データマイニング2」(シラバス)
協力:株式会社紀陽銀行、紀陽情報システム株式会社、株式会社サイバーリンクス
- 【参考】2019年度Bコース開講科目「実践的データマイニング2」(和歌山大学、株式会社サイバーリンクス、株式会社紀陽銀行、紀陽情報システム株式会社)
参画機関
大阪大学(代表機関)、京都大学、神戸大学、滋賀大学、和歌山大学、奈良先端科学技術大学院大学、大阪公立大学
連携機関
京都大学、国立情報学研究所、統計数理研究所、産業技術総合研究所、理化学研究所革新知能統合研究センター、中外製薬株式会社、株式会社イトーキ、ダイキン工業株式会社、株式会社オプト、株式会社サイバーリンクス、株式会社オークワ、株式会社紀陽銀行、西日本旅客鉄道株式会社、株式会社リクルートホールディングス、株式会社アイディーズ、あいおいニッセイ同和損害保険会社、第一生命ホールディングス株式会社、株式会社インテリジェンス
インターンシップとデータ提供企業・研究機関
中外製薬、イトーキ、JR 西日本、ダイキン、オプト、インテリジェンス、リクルート、アイディーズ、あいおいニッセイ同和損保、サイバーリンクス、オークワ、紀陽銀行、第一生命、国立情報学研究所、統計数理研究所、産業技術総合研究所、理化学研究所革新知能統合研究センター