大学院システム工学研究科修了 井口さん

和歌山大学では、基礎から応用まで体系的に学べるデータサイエンス教育を展開しています。授業の多くはオンデマンド形式で提供されていますが、オンラインサポート室をはじめ、気軽に相談できる多様な支援体制を整えています。

大学院システム工学研究科を修了し、現在はソニー株式会社で活躍する井口さんに、TA(ティーチング・アシスタント)としての経験や、社会に出て実感したデータサイエンスの必要性について伺いました。

TAとして見たオンラインサポート室

大学院生の頃はTAとして、データサイエンス科目の授業支援に携わっていました。その業務の一つにオンラインサポート室での対応があり、オンデマンド授業だけでは理解しづらい点を先生方やTAに気軽に相談できる場として活用されていました。

サポート室は明るく話しやすい雰囲気で、質問がなくても先生方と話したくて入室する学生もおり、オンラインでも参加しやすい空間になっていたように思います。

オンデマンド授業は一方向になりがちですが、サポート室の存在によって、学生と先生方の間で双方向のやり取りが生まれていたと感じています。

先生方の熱意を感じた場面

先生方がとても熱心に授業に取り組む姿を、TAとして間近で見る機会が多くありました。和歌山大学がデータサイエンス教育に力を入れている背景には、こうした先生方の姿勢が大きく影響していると思っています。先生方の熱意が学生の意欲を引き出し、近年のデータサイエンスへの関心の高まりとも相まって、良い循環ができていると感じていました。

また、毎年新たな挑戦を続けている点も印象的でした。例えば、2024年度からは白浜で二泊三日の合宿形式のデータサイエンスハッカソンが開催され、時代の変化に合わせて新しいアプローチを積極的に取り入れようとする熱意が強く伝わってきました。

プログラミングで進めるデータ分析の面白さ

研究室に所属したことを機に、データサイエンスに本格的に取り組むようになりました。

プログラミングといえばアプリやゲーム開発のイメージが強かったのですが、データ分析にも活用できると知ったときは意外でした。もともとプログラミングが好きだったこともあり、自分で手を動かしながら思いどおりにデータを扱えるところに面白さを感じていました。

身近なデータでも視点を変えて分析することで新しい発見につながることがあり、そうした気づきに出会えることがデータ分析の醍醐味だと思います。

就職活動でも、データ分析を通じて積み重ねた研究経験が評価されたのではないかと考えています。

社会に出て感じたデータサイエンスの必要性

社会に出て感じたのは、データサイエンスの基礎は身についていて当然とされていることです。単純な分析であれば、すでに人間が行う必要のない時代に入っています。だからこそ、データを分析したうえで、その結果をどう活かすかを判断する力が求められており、意識して養っていく必要があると感じています。

これからは年齢に関係なくデータを扱う場面が増えていくと思います。必要とされる場面が広がる中で、データ分析の手法に触れることは、将来の選択肢を広げる一つのきっかけになるのではないかと考えています。

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